さて、事業再構築補助金の第三次公募がもうそろそろ始まります。事務局のHPから常に確認してください。7月下旬の公募開始の予定です。
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/
また、16日に事例として採択された事業計画書が公表されています。現在、二つの事例が公表されています。
とても参考になりますので、ご参考にしてください。
こういう成功事例の申請書を見ると、真似したくなる方がいますが、同じように「真似」してても、それはよい事業計画書とは言えません。
あくまでも体裁だったり、図表の使い方や表現など、参考にして、取り入れられる点については、参考にする!というのが原理原則です。
たまに全く同じような流れで作成される方もいるようですが、それは本当にダメです。
事業再構築補助金においては、「他の法人・事業者と同一又は酷似した内容の事業を申請した場合、不採択又は交付取消」となります。そのように公募要領及び事務局から情報発信されています。
申請事業、それぞれその内容は異なります。事業計画書はオーダーメードです。
十分に注意してくださいね。
また、採択された事業計画書が販売されているようです。
そういうのも参考にはなりますが、決して真似をして書かないようにしてください。
事業計画書を販売している、ある業者さんのHPに以下のような主旨のことが書かれていました。
ごもっともです。
私も専門家の一人として、そのご批判は受けますし、反省しております(苦笑。
しかしながら、初の試みであろうと、経験のあるコンサルの指導を受ければ採択率は上がりますよ~。
また、雛形があてにならない、と言うのは言いすぎですよ~。それは、単に使い方を間違っているだけです。
マーケティング的な戦略として、専門家を仮想“敵国”としたライティングなのでしょう。「専門家に依頼しても駄目、雛形もあてにならない。だから、採択された事業計画書が最も役に立つ。だから買ってねー」という論理です。
その点に関しては理解できます(笑。
さて、事業計画で最も大切なのは何でしょうか?
それは、当然ですが、「実施する事業そのもの」です。
それを、審査員に分かりやすく伝えるために、様々なテクニックがあるわけです。
また、事業再構築補助金には、既定の事業計画書のフォーマットがありません。
今回は、申請される事業者ばかりでなく、多くの認定支援機関さんが初心者だと思います。私の22年のコンサル経験で、補助金制度に対して、これほど経営者が高い関心を持つのは初めてだと思います。(支援する専門家側においても!!)
よって、誰もが「初体験」状態なのです。テンプレートや雛形、フォーマットなどが出回るのは、これはこれで有難いことです。
利用できるものは利用すればよいのです。
是非、皆さんも、こういう雛形や成功事例の事業計画書などを参考にしてください。
私は何かを否定するようなことは言いません。
またそのようにも思っていません!
一社でも多くの事業者さんが採択されてコロナ禍を乗り切ってほしい・・・。
思うのはそれだけです。
そう言っている私も「事業計画書」の雛形を販売しております(苦笑!
第三次に向けて「雛形」を更新したばかりです。
よろしければご参考にしてください。(第三次公募にあわせて、事業計画書の雛形、チェックリストを更新しました。)
↓↓↓↓
<確認して下さい!>