直近の相談事例です。この緊急の状況下で金融機関から門前払いされてしまった場合どうすればよいのか?覚悟をもって腹をくくることが必要です。
新型コロナウイルスの拡大により、特に「飲食店」さんなどへの影響は甚大なものになりつつあります。繰り返しになりますが、資金調達が必要な事業者様においては、セーフティネット貸付、コロナ特別貸付、セーフティネット保証などの利用を検討してください。
それと、士業コンサルタントの先生方は、顧問先様などに向けて、くれぐれも「闇金」に注意するように促してください。闇金業者にとっては今まさにビジネスチャンスなのです。
<参考ブログ記事>
・そのおいしい話、きっと「闇金」かも!! 特に税理士さん、注意を喚起してあげてください!
さて、本日は、「創業したばかりの飲食店の資金調達」について、
その対応策についてお伝えいたします。
実際、本日までに飲食店さん関連の相談が多くなっています。想像がつくと思いますが、創業したばかりですと、直近で金融機関から融資を受けているはずです。据え置き期間中で、ほぼ返済もしていない事業者さんもいると思います。
実際、相談に行ったら「さすがに融資したばかりで無理だ」という主旨のことをいわれてしまった事業者さんもいるようです。
そういう飲食店さんの場合、どうやって資金調達すればよいのでしょうか?
普通に考えると、ほぼ借りることは困難です。門前払いされる可能性もあるでしょう。
事実上の門前払いをされた場合は、どうすればよいのか?
選択肢は二つです。
どちらの選択肢をとるにしても迅速な対応が必要だと思います。
門前払いされても諦めずに窓口に食らいつくとしたら、もう腹をくくるしかありません。
諦めずに相談のテーブルにつくことを目指してください。先ずはそこからです。決して諦めないことです。
「門前払いするのではなく、この厳しい状況でも考えられる事業プランを作成しました。私の話を10分でもいいので聞いてください。断るのはそれからにしてください。何しろ話を聞いてください」と粘り強くお願いしてください。
皆さんは、「コロナの影響なのに事業プランなど作れるのか?作りようがないだろ!」って思われるかもしれませんよね。また「金融機関がそんな事業プランを信じるのか?」って思われるかもしれません。
しかしながら、今は、「出来ることをする」しかないのです!
それでは、どういうプランにするのか?
これに回答などありません。私にも分かりません。
しかしながら、「覚悟」を決めて事業プランを作るのです。
繰り返しますが、できることをするしかないのです!
例えばですが・・・、東京オリンピックが、7月24日から8月9日までの17日間に行われます。もしかしたら、中止になる可能性もありますが、その時期までには、お客様が戻ってくるという想定でプランをつくるのも一つの考え方です。
これを読んだ先生や社長さん、又は同業のコンサルタントさんの中には、「理想論ばかり言うな!お前は何にも分かっていないなあ!!ドラマとは違うんだよ」と思われる方もいるでしょう。ご批判は甘んじて受けます。
しかしながら、厳しいことを言うようですが、腹をくくれないのなら早々に店舗を閉めるしかないかもしれません。愚痴を言っても何もはじまりません!!
ウラ技なんてありませんからね。
簡潔な損益計画、資金繰り計画表などを作成してください。月別損益をエクセル1枚で作成します。また事業プランの説明はA4で2~3ページで、簡潔にまとめましょう。20~30ページでまとめてもこの緊急時に読む余裕などありません。
また、決まったフォーマットなどは特にありません。たとえ、箇条書きでも構わないので、考えられることをまとめましょう。
<イメージ>
「考えられることは全てやる!」という姿勢を事業プランに書き込んでください。客足が戻るまでは、何とか維持継続を目指すということを訴えるしかありません。
「自分でやれることは全てやるので、金融機関さんも力を貸してください」という姿勢をアピールすることです。
「コロナウイルスのせいでこうなっているから自分は悪くない。それに政府が飲み会自粛の要請をしたからこうなっているのではないか!」という姿勢で挑むと相手に見透かされます。
それに感情的になったら、ダメです。
お気持ちはお察ししますが、冷静になることが大切です。
たとえそういう気持ちを持っていようが、「自分でもできることは全てやって、この難局を乗り切る!」という強い姿勢を金融機関に見せてください。
私ごとになりますが、私は国家資格も持っていませんし、元銀行員でもありません。
だから、コンサルタントなどに断れて、銀行からも門前払いされてしまった事業者さんの相談ばかり乗ってきました。自力で調達できる社長さんからの相談などはありません。
もちろん、リスケジュールをする場合もありますが、資金調達に挑む場合は、これまでのやり方、考え方ではダメなのです。常識にとらわれると、もう動きが取れません。
だから、先ずは「相談に応じてもらう」ように諦めずに食らいついて、「絶対納得させる」という強い意志で挑んでもらうようにアドバイスをします。
毎日、銀行の窓口に行ってもらって、「話を聞いてもらえるまでは帰りません」と粘ってもらったこともあります。また、「もう相談は受けつけない!」と保証協会から門前払いされた社長さんに諦めずに飛び込みで保証協会に足を運んでもらったこともあります。
もう、ある意味、根性論です。(批判もあるでしょう!)
何しろ、先方に交渉のテーブルにつかせることが重要なのです。
こんなやり方に反対する意見もあることは承知しています。
しかしながら、こういうやり方で資金調達に成功した事例もありますし、もちろん、ダメだった事例もたくさんあります。
繰り返しますが、「できることは全てやる」ということです。
諦めるのは、それからでも遅くありません。
このピンチから企業さんを救えるのは先生です。先生がやらなくて誰がやるのでしょうか?! 企業が倒産する時は、手元資金がなくなったとき(資金ショートしたとき)です。
今回のコロナの問題で、資金調達、資金繰りが企業経営に与える影響がいかに大きいのか!ということを多くの先生方が認識して下さったのではありませんか。
今からでも遅くありません。先生! 是非とも資金調達のノウハウを身につけてください。お願いいたします。
<確認して下さい!>