新宿駅周辺でデモや街演があふれとる〓
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結局、手術を受けた。

手術が決まっていた日の明け方くらいから、モーレツな腹痛に襲われた。

旦那は隣でぐっすり寝ていたし、朝になれば病院だと思って我慢する。

朝になるとかなり大量に出血し始めた。ちょうど流産が進行し?始めたような感じ。

だんだんと痛さが増して、出血も止まらない…

病院にはヒーヒー言いながら到着したが、もはや普通に椅子に座っていることも出来ないくらいに痛くなっていた。


配慮してもらえ、到着して前処置後、すぐにストレッチャーにて手術室へ…なんだか本当に病人気分。子宮以外は元気なんだけど、それでも痛みがひどくて歩けなかった。


手術が無事終わり、麻酔から目覚めたときには腹痛も嘘のようになくなっていた。親孝行な子だったのかな…かなり子宮内から出血とともに内容物が出てきてて、それほど掻き出さずに終わったそうだ。


お腹から赤ちゃんがいなくなったんだなぁ…と寂しさと共になんとも言えない喪失感におそわれるが、当日は旦那もそばに付いていてくれたし、医師や看護士の方々の定期的な回診などあり、一人ふせぎ込んだりせずに済んだ。

翌日退院すると、母が実家から来てくれ、3日間ほど料理を作ってくれた。

遠方から申し訳ないと思いつつ、しばらく腹痛があり長時間立ちっぱなしで料理するのはつらかったため、かなり助かった。精神的にも、女同士わかってくれる部分が多く、支えてくれた。いつまでも親はありがたいな。



仕事もしばらく休んでしまい、その上赤ちゃんを失ってしまい、自分にとって大事にしていたものがすべて失われたような気分がしばらく続いた。

少し時間が経ってようやく、「また取り戻せる」ような気がする。

赤ちゃんは戻って来ないけれど、いつかまた、私達の元におんなじ子が来てくれるように思う。

仕事だって、今の場所に固執する必要もないし、また頑張ろうと思えたならやればいい。

人生まだまだ長い。私があきらめたり希望を失ったりしない限り、きっとどんなどん底に落ちても切り開いていける…私次第。


まだたまに落ち込んでしまうけれど、時間が癒やしてくれることもあるし、優しい旦那も家族もいる。


また赤ちゃんが来てくれる日のために、私に出来ることを少しずつでも頑張っていこうと思う。

流産が分かった後、一週間ほどは自然に出るのを待っていたのだが、やはりそう上手くはいかなかった。


仕事もあるし、長く休むことも難しい…と思い、今日は手術の予約を入れてきた。

これまで二回の中絶手術を受けている。手術自体は同じ。前処置で海藻でできた棒のようなもの(水分を含むと広がる)を入れ、子宮口を広げなければならないのだが、これが冷や汗だらだらで、気を失いそうなくらい痛かったのを覚えている。(それがトラウマで自然に完全流産するのを待っていたのだが…)


入院の手引きのようなものを見ながら、まさかまたあの手術を受けようとは思いもよらなかった、と悲しくなった。


世の中には何度か流産をしても、それを乗り越えて子宝に恵まれた女性もたくさんいる。三回目くらいなんだ!と、なんとか自分の気持ちに鞭打って、次の妊娠のために今出来ることをやろう…ようやく、そう思えた。というか言い聞かせた(T_T)


女性ってすごい!と自分で思う。と同時に、不公平だとも思う。男性は、痛みを伴わない。


私はまだ子供を産んだことがなく、特に流産だの中絶だの、女性ばかりが体を痛めるために不公平だという気持ちが強いけど、いつか子宝に恵まれ出産を経験したら、女性であることを誇りに思える気持ちのほうが上回るんだろうか。