1月7日~15日まで善光寺で御印文頂戴 (ごいんもんちょうだい)が行われています。

 

御印文頂戴とは、

善光寺如来のご分身といわれる三判の宝印「御印文」を僧侶が参拝者の額に押し当てる儀式です。

体に押すと誰もが極楽浄土が約束されると言われてます
古典落語の演目「お血脈」でも善光寺の御印文頂戴は有名です

 

 

目 次

 

御印文とは

御印文は

牛王宝印(ごおうほういん)

牛王瞼印(ごおうけんいん)

往生決定(おうじょうけつじょう)

の三判あります。

 

それぞれのご印文、直径10センチ程で錦の布に包まれています。

 

 

古典落語の演目「お血脈」

ご印文を題材にした古典落語の演目に

「お血脈(おけちみゃく)」があります。

 

最近、地獄へ落ちてくる人が減り地獄が不景気になったのを、

不思議に思った閻魔大王が調べてみると、

ご印文のせいで死者がほとんど極楽往生するようになっていた。

そこで地獄に落ちていた大泥棒の石川五右衛門にご印文を盗んでくるように命じた。

闇夜に乗じて善光寺宝物殿に侵入し見事盗むことに成功したいいが、

喜びのあまり見栄を切り、自分の額に押し当ててしまい、

途端に、極楽往生してしまったという笑い話です。

 

御印文送り

 

ご印文は普段、善光寺本坊大勧進の蔵に保管されています。
1月5日に蔵から出して善光寺へ運ばれました
 
ご印文送り 大勧進から善光寺へ
 

 

 

 

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