昨日

知り合いの社長さんの息子さんを連れて仕事しました


というのも息子を鍛えて欲しいとお願いされたからです

今どきの子。ちょっと不安だけど


仕事前に現場がどういう状況か聞くと

「さぁ?聞いてない。わかりません」

まっいいかと仕事の段取りを始める

道具は?材料は?

聞くたびに社長(親)に電話をする

○○君昨日までこの現場で仕事してたよな

「はい」

覚えてないの?

「はい。何も言われてないし」

仕事を始める

○○君あれやって。これやって。

「やったことないです。」

「教わってません」

う~ん・・・

どうしたもんだ


休憩時間に

仕事って見て覚えるもんだよ

誰でも最初はやったことないんだよ。

と言うと

「そうですねぇ」と小声で

○○君この仕事を継ぐの?

「はい」

じゃあ頑張って覚えないとね

「お父さんが何も教えてくれないんです」

わからない事や質問とかしてる?

「いいえ」

じゃあ言われるまで待っているんだ

「はい」


休憩終わりに風来坊は電話をした

「鍛えるなんて無理、まず考え方から直さないと」

すると社長さんが

「今どきの子だからね、だから頼むよ」

「俺も息子に言いにくいし」

どっちもどっちだ

お昼休み

風来坊は仕事の遅れを取り戻す為に

食事抜きで仕事をした

彼は車で爆睡してたみたいだ

起きてきたのは1時30分頃

「お昼も仕事して身体もちますか?」

聞こえないふりをした


5時普通なら仕事を終える時間

予定の範囲ができてないから

残業をする

すると

「いつまで仕事するんですか?」

その一言で風来坊のやる気が失せた

帰ろうか

風来坊は思った

『奴を鍛えるのは無理』


今朝社長から電話が

「息子筋肉痛で休むから。少しやらせすぎじゃないの?」

この後の電話の内容は言えない

でも、もうあの会社との付き合いはなくなった

と心に誓う風来坊