彼が、全然結婚のことについて乗り気じゃない。。。。。
と思っていたが、
実際はそうではなく、理由があったのだ。
それも、私が彼と交わした”約束”を守る為だったのだ。
まさか、それを守り通していたとは。
その約束とは、、、、
実は、私の父親が昨年の7月に亡くなった。。
私は、父の死から数日後、立ち直れないまま状態のまま彼に告げた。
『今年一年は、お父さんを思う一年にしたい』
だまって彼は頷いたと思う。
彼はプロポーズこそ早かったが、正式にその話を進めるのは
父の一周忌を終えてから、と思ってくれていたらしい。
そうか。。。そうだったんだ。
無事、一周忌を終えた翌日、彼が母親の元へやってきて
はっきりと伝えてくれた。
『彼女と結婚させてください』
彼と結婚するのであろう ということは、
二人の交際を認めていた母親には、既に納得していたことだったと思うけど、
言葉ではっきりと告げられたとき、
母は初めて私達のことについて、涙をこぼした。
『ちゃんとついて行きなさい』
と、言葉少なに二人の結婚を了解してくれた母親。
父親が生きていたら、きっと父も隣で涙で祝福してくれただろう。
やはり、こういうけじめは大切だ。
なにより、私も忘れていた『父を思う一年』という気持ちを理解し、大切に見守ってくれた
彼に感謝した。
この日を境に、我々の結婚への道が、かなり具体化してきたのだった。
