【エイシンアポロン】
動き軽快12秒3。毎日王冠でハナ差の2着と好走、坂路で単走。終始馬なりだったが、4ハロン52秒4、ラスト1ハロン12秒3の好時計をマーク。軽快なフットワークで、まっすぐに駆け上がった。
【キャプテントゥーレ】
軽々51秒5!坂路で万全の態勢を整えた。軽く仕掛けただけで、4ハロン51秒5の好タイム。朝日CCは逃げ切りで連覇を飾ったが、本来は時計のかかる馬場向き。週末の雨予報は大歓迎。
【スーパーホーネット】
12秒8。安田記念以来4か月半ぶり、CWコースで一杯に追われて、6ハロン80秒3、ラスト1ハロン12秒8をマーク。力強い走りで、併せたテンザンモビールに先着した。GI2着4回の実力馬。今度こそ、悲願のビッグタイトルを手に。
【スマイルジャック】
じっくり71秒6。毎日王冠4着からの巻き返しをはかる、Wコースで単走。直線では芝崎調教助手のムチが入って、5ハロン71秒6、3ハロン40秒0-12秒7をマークした。この馬にしては地味な時計になったが、いつもより長めに乗ってのもので心配は無用。ダービー2着の実績があり、距離をこなす下地はある。
【アクシオン】
11秒9の快走。アクシオンは初騎乗となる武豊騎手を背に芝コースで併せ馬。馬なりのまま、前を行く僚馬2頭を一瞬で抜き去り、5ハロン63秒1、3ハロン35秒9-11秒9の快走を見せた。SS産駒最終世代の遅れてきた大物が、天才とのコンビで一躍クローズアップされてきた。
【シンゲン】
調整順調13秒4。約11カ月ぶりのオールカマーを快勝したシンゲンはWコースで単走。ゴール前仕掛けられて、6ハロン82秒8、3ハロン38秒9-13秒4をマークした。昨秋の天皇賞(5着)で2番人気に支持されたほどの素質馬だが、幾度もの骨折に泣かされてきた巻き返しをはかる。
【アーネストリー】
札幌記念の勝ち馬アーネストリーは栗東の坂路で抜群の動きを披露。デビュー以来、最高の仕上がりで決戦の舞台に向かう。中距離王者を目指すアーネストリーが、坂路で最高のパフォーマンスを見せた。4ハロン51秒9、ラスト1ハロン12秒7をマーク。約2カ月ぶりの実戦となるが、太め感はなく、きっちりと仕上がった。札幌記念からの直行は筋書き通りで、この後のJCは今のところ視野に入れていない。生涯最高の状態に仕上がったアーネストリーが、GI獲りに全力を注ぐ。
【ペルーサ】
毎日王冠5着のペルーサは美浦の芝コースで併せ馬。跨った安藤勝騎手は巻き返しの手応えをつかんだ。栗東から安藤勝騎手が駆けつけて追い切りに騎乗。芝での併せ馬とゲート練習を行って、巻き返しへの準備を整えた。芝コースでレッドシューターを追走して、直線で内に入ってから軽く末脚を伸ばす。5ハロン65秒5、3ハロン37秒2-11秒7で、クビ差先着。前走はゲート内で行儀の悪さを見せ、後ろにモタれる形となり出遅れ。追い切り後のテンションが高い時に、あえてゲート入りと駐立を確認。不安解消への対策は十分に尽くした。
【ブエナビスタ】
文句なしの伸び脚を見せた。女傑ブエナビスタが27日、滋賀県・栗東トレーニングセンターのCWコースで最終追い切りを行い、ラスト1ハロン11秒7の切れ味を披露。国内最強の走りを見せつける態勢は整った。見据える“野望”を前に、きっちり態勢を整えてきた。宝塚記念2着以来となるブエナビスタがCWコースで軽快な動きを披露。追い切りは、同厩舎の集団を前方に見ながらゆっくり進む。スムーズにコーナーを回り、直線半ばで唯一の“見せ場”が訪れる。内から並ぶ間もなく、パントクラトールをかわし去ると、今やトレードマークとなった黄色のメンコはグッと下がったまま。春に何度か見せた1頭になってからフワッとする場面もなく、ラスト1ハロン11秒7の申し分ない時計で調教を切り上げた。夏休みを経た今回はじっくり時間をかけて調教を積むことができた。満足のいく仕上げで臨む秋、指揮官の目には本来のブエナが映っていた。天皇賞は落馬負傷で戦列を離れている横山典騎手に替わりスミヨン騎手が手綱を取る。これまでJRAでのGI勝利こそないが、欧州を代表する名手だけに、トレーナーも“全権委任”を明言した。この秋はジャパンC、有馬記念まで古馬王道3戦が予定されているブエナビスタ。牡馬を倒したときに見られる“絶景”へのチャレンジが始まる。