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正直、とても焦っていました。

夫が、「カリフォルニアに戻る話がある・・・」 と この夏、私たちが帰国するなり切り出したのです。

大学もあったし、忙しい時期にいろいろ考えると頭がパンクしそうでしたので
考えないようにしてました。

詳しいことは9月にわかる。。。と云われていたので、どうなるのかな・・・

るーは、この時期学校を変わることは考えられないので、
「日本に絶対残る。おじいちゃん、おばあちゃんと暮らせる」等々
言い放っていますが、
そんなことは簡単に進めれることではないのです・・・ 

私も病院の兼ね合いなど、そして体のことや心配している親の事を思うと
日本を今離れることは考えられない・・・という思いなのですが、
家族が離れて暮らすことは考えたことはなかったし。。。
るーと残って夫だけ単身? そういうチョイスもあるのだろうけど、
私はそれはしたいと思っていないし・・・

今週、アメリカサイドとの話し合いがありました。

結局、今すぐに・・・ということではなさそうなので 
今しばらく 話し合いを続けてから決めようということになったようです。

三カ月、半年?一年後、もしかしたらおじゃんになるかも・・・?
いつ結論が出るのかはわかりませんが、日本の所属として 夫には負担がかかるが
「長期出張」などを繰り返す形でどうにか収まらないものかと、
私はこっそり祈っているのです。

もし私の健康問題がなかったら、喜んでアメリカに行っていたと思います。

季候が最高な 北カリフォルニア・・・ 以前住んでいたので友人、知人もいるので
安心して暮らせる場ですから・・・

るーの進学に関しても メリットが沢山あるのかも・・・とも思います。

う~ もうしばらく心の整理をする時間が与えられてよかった。

そして、誰もがハッピーな方法で決着するのだと心から信じていたいと思います。




フォローアップの定期検診。

検査の時はいつもどきどきしますが、今日ほど焦ったことはありませんでした。

とうとう私も再発宣告を受ける日が来たのかと覚悟を決めました。

だって、検査中に 検査技師さんが 「担当の先生とお話してきますので・・・」と途中でいなくなってしまったのです。

え”、ちょっと待ってください。どうしたんです?何か大きな病巣が
見つかったんですか?今までにそんなこと一度もなかったじゃないですか。
担当の先生と話すってどういうこと???
再発か・・・ そうなんだ。くるぞ、くるぞと云われてたものがとうとう来てしまったんだ。。。

技師さん戻ってきて黙って検査を続行。
何か聞きたかったけど、怖くて聞けない。

ふむ、全摘した胸の方の筋肉に出たのか?きっとそう。局部再発するって先生いってたもんな・・・あぁ、とうとう私にも来たか。。。
今までがラッキーだったんだな。

検査の結果が出るまで 半べそかいてました。
待合室にある 治療の本の「局地再発」「胸壁再発」が出てるページを必死に捜していました。

どうする?これから。どうなるの?これから。今やってることはどうする?入院?生活どうする?子どもは何ていうだろう?夫は?親になんていえばいいんだ?大学での勉強どうする?続ける、辞める?いつまで生きられる?
るーはどうなるの?るーの結婚式見たいょ。孫だって見たい。

胸が張り裂けそうになりました。

検査結果を交えての診察で再度診察室に呼ばれました。

「先生~~ どうなるんですか!!!泣しょぼん

「ん?いつもと変わりないですょ。首のところのも大きさに変化なし。引き続き経過を追っていけばいいんじゃない?」

「えっ・・・・ ショック!目  本当ですか・・・ 大丈夫でしたか?涙涙涙」

今日は本当に怖かった。

検査結果を聞くときはいつもどきどきです。

でも、今日は本当に怖かった。本当に・・・

覚悟しておく必要があるんだろうな・・・

前回の患者の会での先生の言葉・・・
再発、末期の患者さんのいる前で
どんな一言を話すのかと思ったら、
次のようなことを話されました。

「皆さんは病気になってとても不幸だと思ってらっしゃると思いますが、
どうでしょう。自然災害で突然命を奪われる人々もいます。皆さんは
病気になってそれは悲しく悔しい体験をしていますが、「「生きる」」ことを
考えさせられるきっかけを与えられたのです。誰よりも 生きることの
意味を皆さんは知っています。時間を有効につかって誰よりも密度の濃い
時間を過ごせるのです。。。」







今回のアメリカ滞在で 最もエキサイティングなハプニングだったのは・・・

ハリーポッターでハリーポッターを演じた ダニエル・ラドクリフ 君 に サインをもらって握手したこと・・・ by ルー

ブロードウエイで 彼の出演する "How to Succeed in Business without really Trying"を観ました。
クラシック作品のリバイバルで 歌とダンス満載のコメディーチックなとっても楽しいショ―でした。
ダニエル君のこの作品にかける意気込みは、インタビューなどで知っていましたが
とにかく一生懸命さがひしひしと演技に表れており、そこがまたこのショ―に味を加えていて
文句のつけどころのない作品でした。

人混みなどは避けることが多いLuchia親子ですが、なぜこんなことが起こったのかを説明すると・・・

劇場でるーの隣の席にた「ハリーポッター命」の男の子が座っていたことから始まりました。
テネシーからお母さんとショ―を観に来たというその男の子、
その嬉しそうなことといったら・・・ こちらまでにんまり。(ちょっとぽちゃりしてて、いかにも田舎のぼくという感じで・・・)

その男の子、席につくなり隣席のるーに、

「どこから来たんですか?僕はテネシーから。お父さんと弟は野球観に行ったけど、ぼくはお母さんとここに
来たんだ~。ショ―楽しみだな。あのね、終わったら楽屋の入り口で待って絶対サインもらうんだ。ダニエルはね
いる人皆にサインしてくれるっていう噂だよ。僕も絶対もらうんだ~~!!」

「え、ほんとに?私も一緒に行っていい?」とるー。
「終わったら 外に走るんだよ。」
「OK」

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その会話を聞いていましたが、まさか本当にやるとは思いませんでした。

ショ―が終わると、二人は人混みに消えていきました。

男の子のお母さんはとにかく心配で居てもたっていられず、何度も人混みの中から子どもを連れだそうと
するのですが、ポリスに阻止されたりして・・・ が、大声張り上げて 
「やっと出て来たわ~」と 男の子を連れて私のもとに 戻ってきました。

「Where is your friend? Where is she?」と 男の子のお母さん、るーのことを心配してくれて
その男の子にもう一度人混みに戻って るーを連れ戻すようにと言い何度かトライ。。。

「もう入れないょ。彼女、一番前に押し出されちゃってるみたいだから」

その後 どの位の時間が経ったでしょうか・・・

マイナー役の役者さんたちが着替えて出て行きます。
そんな彼らにもファンはサインをねだっていて、丁寧に対応。

夢に向かっている人は 光ってるな~、頑張ってね~いつかきっと花開きますように・・・

黒い車(普通の車でした。リムジンではなかった)が劇場横に入ってきて
ポリスが慌ただしく動く、人が動く、騒ぐ、叫び、叫び、叫び・・・

人が散りはじめ あっと云う間に周囲は静かに・・・

一体ウチのるーはどうしてるんだろ。きっとあんなに人に揉まれて 何ももらえず 文句ぶつぶつ言いながら 
戻ってくるんだろうな・・・嫌だな、時間の無駄!!と心でつぶやいて 一緒に待っていてくれた
男の子親子にお礼をいいました。

そこへ、

やった~ もらった、もらった!!ダニエルと 他のメインのキャスト二人のサイン もらっちゃった。
押されたら 丁度出口の横に動いちゃって、皆、私に一番先にサインしてくれらんだよ~~


テネシーからの男の子は何ももらえなかったんです・・・

苦笑いするしかありませんでした。