ようこそ
お立ち寄り
ありがとうございます
昨年の秋でした
親愛なる友人Kが
永久に
旅だってしまいました
一昨年の正月・・
中学時代に彼と過ごした
この街を散策し
寿司をつまみながら
昔と今と
そして未来を語らった
数カ月後の中学校同窓会・・
還暦の祝いには
また、兵庫から駆けつけてくれ
演壇で近況も語ってくれた
それから気がつくと
一年半が過ぎていた
悲報は
FaceBookを通じて
別の友から知らされた
もうこれまでに幾人か
相次いで去っていく友人
必ず何らかのメッセージを
伝えに来てくれる
もうゴメンだよ
昨年末
声を掛け合って
こじんまりと
同級会を催しました
会場のオーナーのTさんが
その時の様子を集めて
20数ページの写真集を
作ってくれました
こんな様子でした(再掲です)
とても優しくしてくれた
Tちゃんまで
どこか知らないところに
行っちゃって
たぁ坊は
二人の写真を
皆んなが見渡せるところに
飾りました
その会で
当日の賞品用に極上の肉を
持参した別の友人は
そのお肉が
昔の憧れの女性に
ビンゴ〜〜となり
もう、嬉しがっちゃって
おい、たぁ坊よ
もったいねえけどよ
お前らにも極上物
食わせてやってもいいぜ〜って
乗った〜〜〜〜と
近くに座るオイサン達が
声を合わせた
約束通り年明けの1月
連絡があり
やるぜ〜〜〜って
あっという間に10人ほど
席は完売
つい先日のことですが
肉の蛋白が大事となった
over アラカン達が
集合と相成りました
お店の料理は
ゴメンナサイ・・・
この日は前菜
お待ちかねの
佐賀牛さま登場
こんなものを
いただきながら
たぁ坊は、また思い出して
どこか物悲しく
なってしまいました
数日して
ようやく探し当てていた
友人Kの弟さんに連絡し
了解を得て
やっとやっと
彼の両親が守られている
分骨された彼に会いに
半分は妻や子や孫と兵庫に
行ってきました
長らく転勤生活を続けられた
ご両親のお宅までは
車で約１時間ほどの距離
家の近くで待っていて下され
車を誘導して下さるそのお姿は
背筋もしっかり
歩行もすばやく
とてもとても91歳だとは…
伺えば軍隊で鍛えたんだとか
えっ、もういつのことでしょう
日本酒やワインが
いっぱい並んだ
お仏壇で手を合わせた後は
もう、堰を切ったように
お母さんが思い出話を
仕事で鹿児島在任中に
生まれた赤ちゃん姿の彼を
初めて拝見
・・・
もうこの辺りから
お母さんもお父さんも
そしてたぁ坊も
目の辺りがおかしくなり
堪えても堪えても
胸が詰まり瞼が熱い
今、こうして書いていても
泣けてくる
きっと何かを
感じ取っていたのでしょう
最後に僕と会った前後に
３回、イタリアへ単独行
いよいよ死を覚悟した
昨年5月
90歳の父を誘い
足のお悪いお母さんは残られ
二人でイタリアへ旅立った
関西の空港での1枚
息子が親父に似たのか
親父が息子にそっくりなのか
お父さんが撮られた
イタリアでのスナップ
超イカスので大きくしました
イタリアンより
moreイタリアン
ム〜〜〜〜ゥゥン
負けた〜〜カッチョええ
お父さんが最後に
撮られたという
彼の後ろ姿の写真が
お母さんは一番気に入っている
と・・・
何を想い
何を考えているんだろうと
写真を見る度に
思われるのだとか・・・
何度も引き止められて
ようやくのお暇
やっとの思いで
玄関戸を閉め切った処に
一輪の椿
ここで待っててくれたのかい
今日は帰るね
バイバイK
玄関にて手をつき
頭を下げられるお母さんに
いただいた
チョコレート
有り難く味わいながら
ブログを綴りました
これまでで最年長
90歳の女性からの
バレンタインチョコの
プレゼント
その味わいは
涙の香りでした
残念なのは
腕前
を上げたはずの
君のダンス
観たかったなぁ・・・
若い仲間に囲まれて
妬けるぜ
還暦のお祝いだね
FaceBook公開写真より
長くなってしまいました
最後までの
お付き合いに
感謝
