酸素飽和度

 

サチュレーションモニターと呼ばれる機械を指にはめて血液中に酸素がどのくらいあるのかを調べることが出来ます。

 

 

酸素飽和度(SpO2)


100%〜96%は正常
95%〜91%は軽度の呼吸状態悪化
90%以下は重度の呼吸状態悪化
とされています。

 

 

しかし、高齢者や元々心臓や肺に疾患がある人は96%にならないこともあり、90%でも元気な人もいます。

 

新型コロナウイルス感染の一つの指標としてニュースで紹介されていましたが、モニターの数字はあくまでも指標であり、96%以上ないから異常だと思う必要はありません。

 

 

普段の数値はどのくらいなのか、呼吸が苦しくはないのかで判断してみましょう。

 

ただし、指が冷たかったり、爪が厚くなっていると低い数値が出ることがあります。

 

 

学生の頃に手の指5本全てにモニターをつけて測定したことがありましたが、小指が一番高い数値が出ました。

 

何回かグーパーグーパーと指を動かしたり、温めたりすると血流が改善かされて数値が高くなります。

 

 

ちなみに、看護師の国家試験では、『酸素飽和度はバイタルサインに含まれるかどうか?』との問題が出やすいのですが

 

 

正解は✖️

 

 

バイタルサインは、体温、脈拍、血圧、呼吸の4種類を言います。

 

 

4種類あるのでバイタルサインではなく、バイタルサインズと言うのが正しいらしい。

 

現場ではバイタルと略しますがね。

 

 

本日もお付き合い頂きありがとうございました。