昭和20年４月６日
桜咲く
徳山沖 上空 高度１万
敵 大型偵察機 飛来
偵察目標 発見
帝国海軍
最後の 艦隊 旗艦 大和
同日 夕刻
伊藤司令長官率いる
第二艦隊
米軍 上陸 激戦中の 沖縄救援へ向け
天1号作戦
片道燃料で
大和以下 10隻 海上特攻 出撃
豊後水道を 南下
待ち受ける
米海軍
空母 15隻 その艦載機 1000機
戦艦 巡洋艦 駆逐艦等 艦艇 100隻以上
翌 ４月７日
九州 鹿児島 坊ノ岬 西南方 海上
我が 艦隊上空
防空 直掩戦闘機
沖縄特攻 全力出撃中のため なし
艦橋 トップの
電探 感あり
敵大編隊 接近中
総員 配置に付け
対空戦闘
46センチ 主砲
距離 3万6千
対空三式弾
撃ち方 始め
敵 戦爆連合 300機
大挙 来襲
露天艦橋 防空指揮所 見張員が
絶叫
敵編隊 直上
急降下！！
ドーントレス 急降下 爆撃機
大和の ぶ厚い 装甲を破壊するため
1000ポンド爆弾 投下
面舵 一杯 急げ
左舷に 至近弾
ハリネズミのような
高角砲 機銃群
150門で 対空射撃
25ｍｍ ３連装機銃
高射指揮官 撃て 撃て 撃て
右舷にも 至近弾 多数
目標は 巨大戦艦
防空指揮所 見張員
左 120度
敵 雷撃機
突っ込んできま～～～す！！
右舷 正横にも 来ま～～～す！！！
取り舵 一杯
アベンジャー 雷撃機 魚雷投下
敵機 多過ぎて
艦長 航海長が 声をからして
転舵命令するも 交しきれずに
左舷に 続けざまに 魚雷 命中
爆弾も 被弾
不沈 戦艦 大和といえども
奮戦むなしく
左舷に 魚雷10本以上 命中
爆弾多数により 後部 大火災
浸水により 左に 傾斜増大
注排水装置による 復旧ならず
４月７日 14時２３分 爆沈
戦没 戦艦大和
軽巡洋艦 矢作 駆逐艦 磯風 浜風 霞 朝霜
乗員戦死 4000名
米軍 被害 艦載機 10数機
オッサンの 大和
桜が 散り始めましたが
ウクライナに 平和を願います