時代は着実に動いている。大資本を元手に大量のデータを量産し、それを競合他社に対するアドバンテージとしてきた時代は徐々に終焉に向かっている。コンソーシアム的に企業間でデータを共有する動きが今後、さらに活発化すると予想されるからだ。
メガファーマですら1社ではどうにもならない領域はもとより、既にメガファーマが手をつけた領域でもメガファーマに対抗しなければならない中小製薬企業がデータを共有することで、新たなイノベーションの可能性が生まれる。
今やアンメットメディカルニーズの高い疾患領域は治療が難しいものばかり。競争原理を変えてでも取り組むしか画期的な治療薬を生み出すすべは無いのだ。
そして、この新たなパラダイムにおいて最も重要なのはデータを活用するための人材を確保することだ。データ解析担当はもちろんのこと、データから得られた知見を正しく解釈し、効果的に開発計画やプロトコールに落とし込むためには、センスのある開発担当の存在が不可欠だ。そうした人材の育成こそがパラダイムシフトにあわせて必要なのだ。
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