■8種類のビジネス発想法ガイド
1.KJ法
方法〈用意するもの〉
名刺大の紙片(多めに)、えんぴつ、サインペン、赤、青などの色鉛筆等を用意。
〈手順〉
1.テーマに基づきカードに記入する。(例:いい点・改善点など)
2.類似したカードを仲間わけ(グルーピング)する。
3.グルーピングしたものにキーワードをつける。
4.キーワードをつけたグループの関係を明確にしていく。
5.全体について検討し意見を交換することで、次の活動の方向性が見える。
2.ブレイン・ストーミング法
ブレイン・ストーミングは、米国の広告会社BBDOの副社長、アレックス・オズボーンが創始した発散技法である。ある特定の個人や、ある力によって支配され方向づけられ、独創性が阻まれ、良いアイデアが生まれにくい会議の進め方を革新した。この技法は,精神病の発作から命名された。
< 基本ルール >
批判厳禁:自由にものがいえる
自由奔放:ばかなこと突飛なことを言っても許される
発言百出:質より量:量が質を生む
結合改善:他人の発言に便乗してよりよいアイデアにする
〈 手 順 〉
①数日前に、会議の参加予定者に「テーマ」を発表する。
②会議時間は、1時間程度とする。参加者は12人程度が良い。
③翌日、作成されたアイデアリストを、参加者全員に手渡して、補足意見をもらう。
④アイデアリストの分類をして次の会議の準備をする。
⑤数日後、アイデアの評価、審査の会議をもち、採用するアイデアを決定する。
※②と⑤とでは、会議のメンバーが別の方がいい。
3.ブレイン・ライティング法
ブレイン・ライティングは,ブレイン・ストーミングをベースに,西ドイツで開発された技法である。地位の違いや人前での発言が苦手という人には適した技法であり,日本人に向いている。 初面識の集団でのアイデア会議にも使える。 この技法が次のルールであることから,旧称「6・3・5法」とも呼ばれた。
< 基本ルール >
・6人の参加者が
・3つのアイデアを
・5分ごとに考え出す
4.NM法
創造工学研究所長の中山正和氏の開発によるこの方法は、一見無関係なものとの間のアナロジー(類似性・類推)を活用して発想する方法である。
たとえば、ある製品の売り上げを伸ばすという目的のために「自然界でうまくお客を集めているものはないか」と考える。そして「桜には,人がたくさん集まる」→「桜ははかない美しさがある」→「期間限定で広告を出したらどうだろうか」というように発想を展開するわけである。どんな問題でも解決のヒントは自然界に既に存在している、という考えが基本である。なるべく概念的に遠く離れたものどうしを結びつけることにより、独創的な発想を目指すものである。
5.イメージ・コントロール法
創造工学研究所社長・保坂栄之助氏が考案した方法。真剣に考える行程と、緊張を解いてぼんやりしている行程を意識的に作り出して、アイデアを出そうとする方法。
◎着想法
●他のアイデアが使えないか。
●変えてみたらどうか。
●大きくしたらどうか。
●小さくしたらどうか。
●分割したらどうか。
●組み合せたらどうか。
●加えてみたらどうか。
●省いてみたらどうか。
●入れ替えてみたらどうか。
●上下、左右など逆にしたらどうか。
6.ゴードン法
ウイリアム・ゴードン氏により考案された、上記のブレーンストーミングを応用した方法。ルールは上記のブレーンスト-ミングと同じ方法
ブレーンストーミングでは、参加者に具体的な課題を与えるのに対し、ゴードン法では司会者のみが本当の課題を知っている。
参加者には具体的な課題を与えず、もっと幅の広い、抽象的な課題のみを与える。例えば、新しく「美容院」を設計するとします。この課題は司会者のみ知っている。参加者には、もっと抽象的な、例えば、「住む」という様な課題のみを与え、もっと快適に住む方法は、どのようにしたら良いか、どういう行動をしたら良いか、又は、どのような物が欲しいか、などを、ブレーンストーミングさせていく。参加者から多くの、アイデア・着想(例えば、お風呂では、リモコン操作で、天井が空いて、夜空や、月が見たいとか・・)が次々と出されていく課程で、司会者は、情報を少しずつ小出しにしながら、本当の課題に近づけていく。司会者は、参加者の意見、アイデア、着想等が出尽くしたところをみはからって、例えば次のように本当の課題を言う。
「実は今回は、今までに見たこともないユニークな新しい「美容院」を考えてもらう事が目的です。皆さんのお陰で、たくさんの幅の広いアイデア、中にはおもしろい奇抜な発想もして頂きましたが、それらのアイデアや意見の素材をヒントにして、今度は、今までに見たこともない、新しい「美容院」についてのアイデアを考えて下さい。」
このように抽象的な課題のみを参加者に与えてブレーン・ストーミングしていくことにより、上記の通常のブレーンストーミングと違い、「美容院」のみにこだわらない、自由な新しいアイデア・着想を幅広く、つぎつぎと出させていく方法だ。
7.ロールプレイ
学習の内容に応じた場面設定し,その中で参加者が役割演技(話し手・聞き手・観察者等)をして、学習目的に迫る方法。現実の問題を演ずることにより,自分の心を感情のままに自由に表現することができ,人間関係の改善などに迫ることができる。
「ロール」は役割,「プレイ」は演技の意。教育訓練や心理療法として行われてきた。「差別」「いじめ」等の場面を設定して実施することにより,他者の立場に立って考えたり感じたりすることができ,共感的な理解を図ることができる。
< 進め方 >
1.演技者、観察者などを決定する。
2.演技者が演技をして、観察者は感想等を記録する。
3.演技者自身の感想、観察者の感想、指導者の講評などを発表し合う。
4.役割を交換してもう一度演技をして学習を深める。
8.欠点列挙法
GE傘下の、ある会社で開発されて盛んに用いられ改善に成果のあった手法です。平たく言えば「あら捜し」。人間関係の改善には「希望/願望列挙法」方が精神衛生上、宜しいでしょう。お姑さんとの仲が険悪なお嫁さんは「憤懣列挙日誌」を作って、不満・憤懣を列挙し、時には「畜生」「死ね」「バーカ」……などと、怒り爆発させるなどしてストレスの解消になります。ところがやっていることの不毛さに阿呆らしくなって、冷静に不満の要因を分析した記述が混じるようになる。気がつくと「改善活動ネタ日誌」に変貌し、満足を作りだす魔法のノートになっている、かも知れません。ロールプレイのように、二人でやって、相手の立場になって考え、記述すると意外な結果になるのではないかと思います。お嫁さんとお姑さん、険悪な二人がやれるわけないですね。
1.KJ法
方法〈用意するもの〉
名刺大の紙片(多めに)、えんぴつ、サインペン、赤、青などの色鉛筆等を用意。
〈手順〉
1.テーマに基づきカードに記入する。(例:いい点・改善点など)
2.類似したカードを仲間わけ(グルーピング)する。
3.グルーピングしたものにキーワードをつける。
4.キーワードをつけたグループの関係を明確にしていく。
5.全体について検討し意見を交換することで、次の活動の方向性が見える。
2.ブレイン・ストーミング法
ブレイン・ストーミングは、米国の広告会社BBDOの副社長、アレックス・オズボーンが創始した発散技法である。ある特定の個人や、ある力によって支配され方向づけられ、独創性が阻まれ、良いアイデアが生まれにくい会議の進め方を革新した。この技法は,精神病の発作から命名された。
< 基本ルール >
批判厳禁:自由にものがいえる
自由奔放:ばかなこと突飛なことを言っても許される
発言百出:質より量:量が質を生む
結合改善:他人の発言に便乗してよりよいアイデアにする
〈 手 順 〉
①数日前に、会議の参加予定者に「テーマ」を発表する。
②会議時間は、1時間程度とする。参加者は12人程度が良い。
③翌日、作成されたアイデアリストを、参加者全員に手渡して、補足意見をもらう。
④アイデアリストの分類をして次の会議の準備をする。
⑤数日後、アイデアの評価、審査の会議をもち、採用するアイデアを決定する。
※②と⑤とでは、会議のメンバーが別の方がいい。
3.ブレイン・ライティング法
ブレイン・ライティングは,ブレイン・ストーミングをベースに,西ドイツで開発された技法である。地位の違いや人前での発言が苦手という人には適した技法であり,日本人に向いている。 初面識の集団でのアイデア会議にも使える。 この技法が次のルールであることから,旧称「6・3・5法」とも呼ばれた。
< 基本ルール >
・6人の参加者が
・3つのアイデアを
・5分ごとに考え出す
4.NM法
創造工学研究所長の中山正和氏の開発によるこの方法は、一見無関係なものとの間のアナロジー(類似性・類推)を活用して発想する方法である。
たとえば、ある製品の売り上げを伸ばすという目的のために「自然界でうまくお客を集めているものはないか」と考える。そして「桜には,人がたくさん集まる」→「桜ははかない美しさがある」→「期間限定で広告を出したらどうだろうか」というように発想を展開するわけである。どんな問題でも解決のヒントは自然界に既に存在している、という考えが基本である。なるべく概念的に遠く離れたものどうしを結びつけることにより、独創的な発想を目指すものである。
5.イメージ・コントロール法
創造工学研究所社長・保坂栄之助氏が考案した方法。真剣に考える行程と、緊張を解いてぼんやりしている行程を意識的に作り出して、アイデアを出そうとする方法。
◎着想法
●他のアイデアが使えないか。
●変えてみたらどうか。
●大きくしたらどうか。
●小さくしたらどうか。
●分割したらどうか。
●組み合せたらどうか。
●加えてみたらどうか。
●省いてみたらどうか。
●入れ替えてみたらどうか。
●上下、左右など逆にしたらどうか。
6.ゴードン法
ウイリアム・ゴードン氏により考案された、上記のブレーンストーミングを応用した方法。ルールは上記のブレーンスト-ミングと同じ方法
ブレーンストーミングでは、参加者に具体的な課題を与えるのに対し、ゴードン法では司会者のみが本当の課題を知っている。
参加者には具体的な課題を与えず、もっと幅の広い、抽象的な課題のみを与える。例えば、新しく「美容院」を設計するとします。この課題は司会者のみ知っている。参加者には、もっと抽象的な、例えば、「住む」という様な課題のみを与え、もっと快適に住む方法は、どのようにしたら良いか、どういう行動をしたら良いか、又は、どのような物が欲しいか、などを、ブレーンストーミングさせていく。参加者から多くの、アイデア・着想(例えば、お風呂では、リモコン操作で、天井が空いて、夜空や、月が見たいとか・・)が次々と出されていく課程で、司会者は、情報を少しずつ小出しにしながら、本当の課題に近づけていく。司会者は、参加者の意見、アイデア、着想等が出尽くしたところをみはからって、例えば次のように本当の課題を言う。
「実は今回は、今までに見たこともないユニークな新しい「美容院」を考えてもらう事が目的です。皆さんのお陰で、たくさんの幅の広いアイデア、中にはおもしろい奇抜な発想もして頂きましたが、それらのアイデアや意見の素材をヒントにして、今度は、今までに見たこともない、新しい「美容院」についてのアイデアを考えて下さい。」
このように抽象的な課題のみを参加者に与えてブレーン・ストーミングしていくことにより、上記の通常のブレーンストーミングと違い、「美容院」のみにこだわらない、自由な新しいアイデア・着想を幅広く、つぎつぎと出させていく方法だ。
7.ロールプレイ
学習の内容に応じた場面設定し,その中で参加者が役割演技(話し手・聞き手・観察者等)をして、学習目的に迫る方法。現実の問題を演ずることにより,自分の心を感情のままに自由に表現することができ,人間関係の改善などに迫ることができる。
「ロール」は役割,「プレイ」は演技の意。教育訓練や心理療法として行われてきた。「差別」「いじめ」等の場面を設定して実施することにより,他者の立場に立って考えたり感じたりすることができ,共感的な理解を図ることができる。
< 進め方 >
1.演技者、観察者などを決定する。
2.演技者が演技をして、観察者は感想等を記録する。
3.演技者自身の感想、観察者の感想、指導者の講評などを発表し合う。
4.役割を交換してもう一度演技をして学習を深める。
8.欠点列挙法
GE傘下の、ある会社で開発されて盛んに用いられ改善に成果のあった手法です。平たく言えば「あら捜し」。人間関係の改善には「希望/願望列挙法」方が精神衛生上、宜しいでしょう。お姑さんとの仲が険悪なお嫁さんは「憤懣列挙日誌」を作って、不満・憤懣を列挙し、時には「畜生」「死ね」「バーカ」……などと、怒り爆発させるなどしてストレスの解消になります。ところがやっていることの不毛さに阿呆らしくなって、冷静に不満の要因を分析した記述が混じるようになる。気がつくと「改善活動ネタ日誌」に変貌し、満足を作りだす魔法のノートになっている、かも知れません。ロールプレイのように、二人でやって、相手の立場になって考え、記述すると意外な結果になるのではないかと思います。お嫁さんとお姑さん、険悪な二人がやれるわけないですね。