心は、ほうっておくと、ネガに傾いていきます。


不便・不自由・足りない、辛い、悲しい、怖い・・・


これは危険回避のため、危険が迫ってきた時を想定して準備するため、


または成長のため、発展のため。


この感覚が完全に無くなったら・・・大変なことになると想像がつきますあせる



これも、愛・知恵、なんです。



心のブロック(心の重石・思い込み)、リミット(制限)を解放していくお仕事をさせて頂いていますが


私は、ブロックやリミットを愛しています。


解放させて頂くときに、「今まで○○さまを守って下さってありがとう、これからも適度に守って下さいね」


と思いながらセッションしています。


すると、ブロックと思っていた、欠点と思っていた部分が、


その方の美点・個性として、際立ちます。


その方を作ってきた過去も今も否定せずに、愛して


整理して、未来を選んでいく、それが、私のやり方です。



家庭環境や、または大人になってからでも


親や他人、自身から発信された「危険を回避するための制限」は


「そう思い込んでいたほうが自身を守れるんだ」と


自分で決断し、作ってきた思考。



煩悩や恐れがあるからこそ、人は、


ではどうすればいいのか、と考え


自分ではどうしようもないの?と感じた時、


「逃げよう!」「人のせいにしよう!」「自分のせいにしよう!」「」運命のせいにしよう!」という結論に達したのだと想います。


そして、もう二度と傷付かないよう、動かない、触らないようにしよう・・・って。



そうは思っても、社会で生きるためには、なかなかそうもいきません。


そして、動いて、触って、疲れて。。。


自分らしさを発揮できるわけもありません。




「自分の性格はこうだから・・・ダメだなぁ・・・」「誰かの影響でこうなってしまって抜け出せない・・・」は、


間違いじゃありません。


人のせいにしていなくても、自分のせい、運命のせいで、


こうなってしまった・・・



でも、同じ目に遭っても、平気な人がいます。


気にせずに進んでいる人がいます。


進みたいんですけど・・・と言いながら、


進まないでいようと決めたのは、


進まないでいたかったのは、私自身でした。


それはそれでいいんです。


メリットがあるんです。



だけど、自分が選んでいたということに気が付かないと


自分を責めたり、他人が変わってくれない限り幸せになれないと思ったり


状況に不満が出てきます。



でも、生涯、自分自身の人生について、一生懸命動き、考えてくれる人が、います。


自分、です。


セラピーを受けよう、講座を受けよう、そう思って動いてくれたり、


自分を見つめてみようかな。。と気が付いたり・・・



だから、そんな自分のために、「まだまだアカン・・・」ではなくて


「ありがとう、もう、いい感じで過ごせてるよキラキラ」「大切にするよ」と言ってあげたいですね。



ブロック・リミットは忌み嫌うべき邪魔なものなのか、


深く考えてみたとき、


何かから守ろうと、回避への思い込みや制限を作った自身に、


私に良かれと、「こう生きないといけないよ」と言ってくれたあの人、に、


感謝を覚えます。



でも、ブロックのせいで、かえって苦しみが増していると気が付いたとき・・・


なんだかのびのびしていない、


なんだかうまくいかない


なんだかしんどい、と気付いたときは


その思い込みは、


もう自身に必要が無い、重いだけの武器・武装になっているんだと思います。


もう、この考えを解放しようと思い出している証拠、チャンスです。



慣れ親しんだ自分と違うことをやってみるのは


最初はちょっと怖いかもしれませんが


手放してみると


怖くない世界の優しさに、本当に気が付き、


重い武装は必要なかったこと、身をもって感じていきます。



これは、頭で考えてもムリで、


準備が整うまで待ってもムリで、


今日の勇気で、いま、手放すだけなんです。



あらゆる思い込みにしがみついていたなぁ・・・


一年経って、思います。


一生懸命、自分を守ろうとしてくれた私に、鎧を手放そうと決めた私に


「ありがとう」しかありません。



辛くなって、それにより、手放す時だというサインをハッキリ教えてくれた優しい潜在意識。



もう思い込みが無くなっていることに気が付いた時って


驚きも無く、特別な喜びも無く、


意外に淡々と、その状態を受け取っていて、それが当たり前になっています。


これが、潜在意識のセルフイメージが上がるということなんですね。


そして、私だけの私らしい喜びが、内面から溢れてきます。



また新たな恐れが出てきても


手放すことが出来るということを知っているのと知らないのでは大違いで、


「大丈夫」って自分に言い聞かせて、自分を応援出来るようになりました。



思い込みや制限はだったことに、どんどん気が付いていきました。


この愛を認めることが、ありのままの自分を愛する、ということだった、と思っています。


光と闇の統合こそ、真の喜びが溢れ、心のバランスを保ちます。



何度も同じような記事を書いてきたと思いますが


その想いはより強く、そんな気持ちで、講座とセッションをさせて頂いています。


鎧を手放すことをお勧めしたりしません。自由なんです。


手放そう、と決め、勇気をもって踏み出される時に、


心から全力で応援するのがセラピストだと、思っています。