MBB養成講座7期がスタートしました
受講して下さるのは、なんと、20年前に出会ったKちゃん
いつもメールしているのに
私に気遣って、お申し込みフォームから申込みして下さいました(笑)
出逢った頃、私は社会人で、彼女はまだ高校を出たてだったので
まだまだ、あのままのカワイコちゃんとして接してしまいますが
お互いに大人になって、真の幸福について
また20代とは違う想いで、語り合える幸せな時間を頂きました。
ずっと見ていたいひと。。。養成講座を通して、Kちゃんにも私にも
またどんな、ミラクルな気付きがあるのか、楽しみです
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最近、セルフ解除をする時や、養成講座のセッション練習をして頂くときにテーマを考えていると
まさに、まだ、過去記事に書いた「思い込み」
~私自身のブロック~http://ameblo.jp/mbb0129ryo/entry-11530718166.html
が、多いなぁ、と・・・
現在の事実より、未来への恐れや過去の怒りというものが、
自分を苦しめているんだ、と、つくづく、思います。
恐れというのは、まだ起こっていないことも多く
それが強まり辛くなっていってしまう経験は、大なり小なり、誰しもあると思うんです。
でも、恐れからの行動(心を閉じるのも行動ですね)ばかりの人生より
愛からの行動の方がいいですよね。。。
本当に、同じ行動でも、恐れからの行動は、結果も違うし、幸福に近づけませんでした。
対人関係は特に相手の気持ち、見えませんから、勝手に考えていたりします。
でも、ブロック解除したら、わからないと素直に聞けるようになったりしますね。
それで関係が良好になったり、気にしなくなったり。
ご存知の方は多いかもしれませんが
思い込みについて、わかりやすく有名なものに
“バーンズの認知のゆがみ”というものがあるんです。
デビッド・D・バーンズが、理論的研究や臨床的実践を通じて見出した
10種類の「認知の歪み(推論の誤謬)」は、
あらゆる物事に対する意欲や積極性を奪ってしまう「自動思考(無意識にしてしまう考え方)」
を、抽出したものです。面白いです。
女性は、特に恋愛において、このような思考に陥ってしまう傾向にあります。
【特徴的な認知のゆがみ】とは、
(1)根拠のない決めつけ
証拠が少ないままに思いつきを信じ込むこと
【例】自分は嫌われる、役に立たない人間だ、等と、心のどこかで思っているなど。
その決め付けに根拠がどのくらいあるのか、怖くて検証も出来ないんだけど
その可能性を決め付けてしまうと、身構えてしまいます。
「人とは私を騙すもの」と自分を守るために疑い過ぎて、良い人が寄ってこず
本当に詐欺にあった人もいますから、手放したほうがいいですよね
(2)白黒思考
灰色(あいまいな状態)に耐えきれず、
ものごとをすべて白か黒かという極端な考え方で割り切ろうとすることです。
【例】解決できるまでは動けない、引っかかることがあると他のことも楽しめない、元気が出ない、等や、
「これがダメだから、もう全部ダメだ~いやだ~」と、なってしまう時の状態です。
(3)部分的焦点づけ
自分が着目していることだけに目を向け、短絡的に結論づけることです。
【例】初めてで、うまく出来るわけがないのに、すぐ向いていないと決めてしまったり
ある人に苦手意識をもっていると、挨拶をされなかったという事実にだけ目が向いて、
やはり嫌われていると考えてしまったり、他の優しい人が見えません。
いいこともあったのに、悪いことばかりに焦点を当てている状態ですから
今に感謝、という最大の引き寄せパワーが弱まります。
(4)過大評価・過小評価
自分が関心のあることは拡大してとらえ、
反対に自分の考えや予想にあわない部分はことさら小さく見ることもあります。
【例】人のことは「すごい!頑張ったね~」「良かったね」と思えるのに、
自分のことになると「たいしたことじゃない」「調子に乗ってはいけない」と過剰に思ってしまうなど・・・
仕事で頑張って認められたのに、彼とうまくいってないから、仕事なんて価値がない、と思ったり。
(5)べき思考
「こうすべきだ」「あのようにすべきではなかった」とあれこれ思い、
悔やんだり、自分の行動を自分で制限して自分を責めることです。
【例】家事が十分できない自分を見て「主婦なら家事を完璧にするべきだ」と責めます。
男ならこうすべき!セラピストなら、こうあるべき!とかもありますね。
頑張ることだけでなく、寝なきゃ!食べなきゃ!など、も、そうですね。
(6)極端な一般化
少数の事実を取り上げ、すべてのことが同様になるだろうと結論づけてしまいます。
【例】ひとつのことが思ったように進まないときに、過去の少しの失敗を思い出して
自分は“いつも”失敗すると考えてしまう時など・・・
(7)自己関連づけ
何か悪いことが起きると、自分のせいで起こったのだと自分を責めてしまいます。
【例】子どものことで悩んだとき
すべて自分の育て方が悪かったんだと自分を責めたり、
他人の機嫌が悪いとき、自分のせいで怒ってる・・・?といつも思う、など・・・罪悪感も関連しています。
(8)情緒的な理由づけ
そのときの自分の感情に基づいて、現実を判断してしまいます。
【例】新しい仕事についたときに不安を感じると、
「はじめてでよく分からないから不安なんだ」とは考えずに
「こんなに不安なのは、自分にはできないほど難しい仕事だからかも」と
そんな時だけ自分の勘を重大に考えてしまうとき・・・
(9)自分で実現してしまう予言
自分で否定的予測を立てて自分の行動を制限してしまい、自分の行動を制限するものだから、
予測通り失敗してしまう。
その結果、否定的な予測をますます信じ込み、悪循環に陥ってしまいます。
【例】人前で話そうとするとアガるのではないかと心配しているために、
失敗することばかり考えて意識過剰になり失敗し、
結局「やっぱり」そうだったと考えます。(これは予言が当たる快感みたいなものも、実は伴います)
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認知のゆがみ、私は10~20代、特にありました。。。
30代以降は、だいぶ人生の荒波も乗り越え自分を磨き、切り開いていたけど
カウンセラーの勉強をしながらも
潜在意識には残っているんだろうと、起こる現象で感じていました。
潜在(無意識)意識の部分と、顕在(表面)意識の部分がありますが、
表面だけでも、「本当に、そうなんだろうか?」と認知のゆがみを思い出して、
違う角度で考えることだけで、悩み事の大半は減り、少し楽になれるかもしれません。
また、本当に、思い込みどおりだとしても、
過剰に自分を落ち込ませないように、これも練習です、必ず、出来るようになります。
自分で整理するのが難しいときは
信頼出来る人に「この思い込みは本当だろうか」と聞いてみて、
“思い込み”を解いて貰うのもいいですね。
もちろん、好きでその状態にいるのも、いいんです。
何をやっても思い通りにいかない、抜け出せないのは、
その状態にいるほうが、
傷付かない、とか、楽、など、心の奥底でメリットを感じている場合です。
本当に自分はどうなりたいのか、を明確にしないと、またブロックやブレーキがかかってしまうんです。
私はブロック解除に出会ってから、生きるのが更に楽になりましたが、
やっぱり、自分で動いてみて、“思い込み”は、そうじゃなかったと検証したり
周囲の人に優しい言葉を頂いたりしたことが、進む上での大きな力になりました。
でも、以前の私だったら、また、“思い込み”で、愛も学びも、ちゃんと受け取れなかったかもしれません。
思い込みを捨てる決心をして、
少し、閉じていた扉を開いてみようかと勇気を出すだけで、大きく変わりました。
でも、「私は変わったなぁ」と確かに思いますが、
表面は相変わらず私のままで、
すごい人、明るい人、になれたわけでもありません
今もヌケてるし(私を知る方はご存知ですね)、
でも、どんどん、楽~になっていっています。私だけが知る変化です。
もう、別人になりたいとは思っていません。ずっと、そう思っていたのに・・・
とはいえ、迷惑かけても、失敗しても、どうみてもアカンとこがあっても、OKというわけではないんです。
自分を苛めずに、落ち込みすぎずに(ちょっと落ち込みます)、素直に改善していけるようになりました。
認知のゆがみは、今でもあります。
でも、解放出来ることを知り、捉われなくなったんだと思います。
自信たっぷりじゃなくても、落ち込んでも、悲しんでも、怖がっても、腹が立っても、
人間なんだから、当然ですよね。
感情がない人間なんて、幸福も魅力もない、と感じます。
ゆがんでも、
カチコチじゃなければ、柔軟であれば、また、必ず、ぼよ~ん、まるっと(笑)、戻れますね
心は、自身で苛めなければ、弱らせなければ
誰が苛めてきても(?)、責められても
自身の最強の味方として、すごい力を発揮してくれることを、実感している毎日です