この本をずっと探していたが
古本で6千円近くするのらしいで
う~んと読む機会を失いつつあった。
タイトルを変えてまた出版されると知って
すぐget!

要は相手の身になって考えること、自分を解放する、ということ。なのかな。
根拠のない恐怖感があったりして、それがいかに難しいことかを、主人公を通してわかりやすく
実は簡単なことだと教えていく。
そして、一人の人間が光の射すほうへ生まれ変わっていく。
主人公は私自身だった。読者全員かもしれない。

このからくりが心から解れば
人とのコミュニケーションは上手くいくだろう、
でもそんなことより
少なくとも自分に恥じることはなくなるかも
ということに、希望を持った。

とても良い本にめぐり合えた。