(つづき)
本当に不思議なのですが、毎年6月から7月になると、戦争体験の過去世を持つ方が、なぜかよく訪ねて来られます。
たとえば、クライアントのHさん。
ある時期から、「夜、電気をつけたまま、部屋のドアも開けておかないと不安で眠れない」と感じるようになったそうです。
リーディングをしてみると、戦時中、防空壕の中に身をひそめているHさんの姿が見えました。
その狭くて真っ暗な空間で感じていた、逃げ場のない恐怖が、蘇って来ているのだと思いました。
このときの「感情」を書き換えると、恐怖はだいぶ薄らいだと言っていました。
私:Gさん、多分これで大丈夫だと思います。
このあと整形外科へ行って「何もない」って言われたら、やっぱりこの過去世が原因だったということですね。
Gさん:そうですよね。すでにしびれがもうないです。やっぱりマサコさんに聞いてよかった。
私:まあ、シナリオですよね。笑
私にこの話をして「解放」することになっていたんだと思います。
その夜、Gさんから連絡がありました。
病院の検査では「異常なし」だったそうです。
肩、腕の痛みもすっかり治っているとのことでした。
2週間後に別件でお話をしたのですが、同僚たちへの落ち着かないとか、目が怖いとか、そういった感情は嘘のようになくなったと言っていました。