人間関係の解放がうまくいかないのは、インナーチャイルドがあるから(2) | 過去世診療所(聖なる樹のセラピー日記)

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転生しながら過去を清算するしくみ

過去世を書き換えると、
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楽しくなる!
自由になる!
 
 本当です。読んでみてね。

(つづき)


「エンプティ・チェア」のやり方を説明して、手前の椅子にBさんが座り、向かいの椅子にAさんが座っているイメージをしてもらいます。


Bさん:言い返せない人にだけ文句を言ってるけど、それって弱いものいじめと同じじゃない?


Aさん:そんなつもりはない。


私:なんで言い返す人には文句を言わないの?


Aさん:言い返す人に対しては文句がない。


私:仕事が完璧で、ミスもない?


Aさん:いや、ミスがある場合もあるけど…


私:じゃあなんで言わないの? 言い返されるのが嫌だから? 世間ではそれを”弱い者いじめ”って言うんだけど。

 

 

Aさん:自分では弱いものいじめしているとは思っていない。

 

 

そのとき、ふと気づきました。

ああ、その背景にあるのは、こういうことかも。

 

 

→自分に自信がない(自己否定が強い)

→だから言い返されると傷つく(自分を否定されたと思う)

→安全そうな人にだけ文句を言う
という、「インナーチャイルドの防衛システム」が働いてるのかも。

 

 

私:Bさん、Aさんに先日、注意・指摘された内容について、釈然としないって言ってたでしょ? そのことを伝えてください。

 

 

Bさんがそのことを伝えると。

 

 

Aさん:私は文句を言いたかっただけ。

 

 

私:なんで言いたかったんだろう? ストレスのはけ口にしてるんですか?

 

 

Aさん:そうだと思う。もう完全にそうだと思う。

 

 

私:いつもそうやって誰かを吐け口にしているの?

 


Aさん:いつもじゃない。自分がイライラしている時。イライラが溜まったとき。

 


私:でも、はけ口にされて、それが嫌でやめていく人もいるってこと、気づいている?

 


Aさん:気づいてない。その人が仕事ができなかったから辞めただけ。1ミリも自分の責任だとは思ってない。


 

私:イライラの吐け口を人に向けないことはできるのかな。
私たちの見解では、あなたには「インナーチャイルド」があるんじゃないかなと。

イライラを人に向けている自分のこと、好きですか?

 


Aさん:好きじゃない

 

 

私:うん、やっぱりそこなんだよね。


ここで休憩します。

 

 

私:Bさん、「エンプティ・チェア」って面白いでしょう?

相手のエネルギーにスポッとはまって答えがわかる。

 

 

Bさん:すごく面白いです!

 


Bさんが「この状況を責任者はどう思っているのかな? Aさんが原因で人が辞めていくことはわかってるハズなのに」と言うので、今度は責任者と対話をしてみます。

 

 

私:Aさんが原因で人が辞めていくことはわかっているんですか?

 

 

責任者:わかっている。

 

 

私:この状況をどうにかするつもりはないの?

 

 

責任者: そうだなぁ。でもね、Aさんは仕事ができるから。
適当に仕事しようとか、怠けがちな人もいるから。Aさんみたいな人が言ってくれることでみんなピリッとするし、そういう役の人も必要。

だから正直、ちょっと弱い人には、Aさんにお尻を叩かれて頑張って、うまく成長してもらいたいというのはある。

 


私:じゃあ、そこまで行けなくて次々と人が辞めていっても、それはしょうがないなと思っている?

 


責任者: しょうがないとは思ってないから、ちょっとチーム編成を変えたりとかはやってるけど。


私:Aさんにさりげなくアドバイスするとか、そういう気持ちはある?

 


責任者:言っても無駄だと思ってるし、それは怖い。

新しく入ってきた人が、頑張ってもそこまで仕事できないんだったら、やめてもらった方がいいっていうか。頑張って食らいついてくる人だったら一緒にやっていきたいけど。


(ここで終了する)

 

 

私:Bさん、どうですか? 責任者はこんなふうに思っているようです。

 

 

Bさん:うすうすそうかなとは思っていたけど。



私:じゃあ今度は、Aさんのインナーチャイルドと対話してみましょうか。

 

 

(インナーチャイルドを向かいの椅子に座わらせる)

 


私:同僚に文句を言っているAさんを見て、 どう思いますか? どうしたらいいと思う?



IC:彼女自身がもう自分でも制御できないんじゃない?

 


私:それは彼女の中に住んでいる「インナーチャイルド」から発生している。

自分のこと好きじゃないって言ってる。どうしたら好きになれる?

 


IC:褒めて欲しい

 

 

私:子供時代とかも、あんまり褒められなかったの?

 


IC:あまり褒められてない。

 

 

私:だからいつも頑張ってんだね。自分を褒めて、認めてほしくて。

やっぱりそこですよね。だから「 正論」ではダメなんですよ。

 

 

私:彼女は自分のことを好きになったら、きっと一緒に働く仲間のことも好きになって、文句を言わなくなると思う。


私:今は自分のこと、好きじゃないから人のことも好きじゃないんですよ。
だから平気でいろいろ言っちゃう。

 

 

この世界の原則は「エネルギーの共振共鳴」なので、

自分を好きでないと、

→「自分を好き」という発振ができない

→共振共鳴が起きない
→ゆえに人も好きになれない。

 

 

本当にいつも思うのですが、子育てで一番大切なのは、「人に愛される人」に育ててあげることじゃないかなって。



そしてそのためには、まず「自分を愛せる人」に育ててあげること。


そうすれば、
自分を愛せる
→人も愛せる
→だから人からも愛される

 

 

人に愛される力があれば、社会に出てからどんなことがあっても、きっと乗り越えていけるんじゃないかと。



Bさん:なんだかすっきりしました。

Aさんて、結婚してお子さんもいらっしゃるんですけど、ご主人が結構強いみたいなんですよ、話を聞くと。

子供に対しても強く言うし、子供の学校の先生とかにもなにかあったらすぐに言う。モンスターペアレントみたいなタイプの。

だからAさん、家庭内でのいろんなストレスを職場ではけ口にしてる気がします。

 

 

そのとき、私の意識に入ってきたのは、Aさんの意識です。

 

 

私:あれ……?

 

 

(つづく)

 

 

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