さて、昨日の講座で「解放」に関して、なるほど~!と思うことがありました。
生徒さんが最近気になったこととして、義理のご両親が他人の外見や身体的特徴などを指摘すること、例えば「あの人、太ってるね」などと言うのがとても気になると。
生徒:「ルッキズム」と言って、今はそういったことを言ってはいけない世の中なのに…。
どんなことも「気にしているのは自分」だから、その「気になる」のを解放すればいいよ、それが解放の原理だからと話したところ…
生徒:道徳的にどうなの?と思っていることをねじ曲げる事はしたくないんです。
あ…!
そうそう、それそれ!
私も以前、引っ掛かった論点です。
混同しやすいのですが、「解放」というのは、自身の価値観を手放すことではないのです。
たとえば誰かの言葉が気になったとき。
その「気になった気持ち」を解放するだけであって、自分の価値観を変えるとか、自分の価値観を手放すということではないのです。
気にしていると、無意識下から「発振」をしてしまうので、
発振する→モニターに映る、
という現象が起きてしまいます。
つまり、「気にする」現象が視界に入りやすくなるのです。
私の例で言うと、10年前、解放を始めたばかりの頃のこと。
当時、電車で通勤していたのですが、ウォークマンの音漏れがとても気になっていました。
満員電車の中で、シャカシャカシャカシャカ……
耳障りだからと隣の車両に移動すると、またシャカシャカの人が乗ってくるのです。
で、解放をしてみたら、なんとその人が次の駅で降りて行ったのです。
え~?
たまたまだよね…?
ほかにも音漏れの人がいたので、再度解放をしてみたら、その人も降りて行く。
本当に解放の効果かしら?
それからは、電車に乗るたびに、気になる人を探すようになりました。
新聞を広げて読んでいる人。
満員なのに、足を組んでいる人。
大声で喋っている人。
とにかく言動の気になる人を見つけては、片っ端から解放したのです。
不思議なことに、解放するとその人が次の駅で降りていく。
まるで目の前から「気になる」現象がスッスッと消えていくかのようです。
気にしなくなる
=発振していない
=モニターには映らない
ゆえに気になる人を見かけることが少なくなるのでしょう。
自分の価値観を変えているわけではなく、その価値観と異なる他人の言動に目を向けなくなったことで、その人たちが視界には入らなくなった感じです。
本当に不思議ですね…
「気になる」とか「あ~、いやだ」と思ったら、その場でパッパッと解放しておくだけなので、数十秒でできます。
お手軽!
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