さて、一昨日はとても嬉しいことがありました。
10年前に教えていた生徒Mさんの娘さんと、6年ぶりにお会いしたのです。
10年前、彼女は14歳、中学2年生でした。
一人娘が中学に入った途端に不登校になったこと、同居しているお姑さんとの性格の不一致、ご主人が病気で倒れたこと。
Mさんはさまざまな悩みが重なって、ミラクルセラピー講座にいらっしゃったのでした。
「そつなく」「普通でいること」をご両親に強いられて育ったMさんもまた、なんとか「普通の」家庭を維持し、「普通の」人生を生きようともがいていました。
とても真面目な方でした。
当時、娘さんはMさんと一緒にアクセス・バーズの講座を受けたことがあります
おとなしくて、ご自分の気持ちをうまく表現できない感じで、「普通に学校へ行ってほしい」Mさんにあちこちのカウンセリングに連れて行かれ、追い詰められているように感じました。
ただ、とても頭のいい子だな、そしてとても霊性が高い子だなと。
娘さんのことが心配でしたが、Mさんも母親として自分が良かれと思うことを必死にやっていますから、水を差すようなことも言えず…
そんなある日、「上」から「娘を先に救済せよ」と降って来たので、Mさんにお願いして娘さんに「1day講座」を受けてもらいました。
案の定、ヴィジョンもとてもよく視える方でした。
そういうわけで2度の面識はあったのですが、Mさんが卒業してそれっきりになっていました。
それから2年後だったでしょうか。
突然娘さんから連絡が来たのです。
Mさんが亡くなったという知らせです。
自ら命を絶ったのでした。
まだ16歳ぐらいだった娘さんが心配でした。
その時、Mさんが私の左横に現れ、「あなたのせいではないと伝えてください」と言うのです。
電話でそれを伝えました。
娘さんは自分が不登校になったからだと自身を責めていましたが、すべてはシナリオで、MさんにはMさんの決めてきた人生があったのだと。
その1年後、今後の進路に悩んでいると連絡がきて、一度お会いしたことがあります。
今回、専門学校へ行って元気にやっているとご報告のメールをいただき、大人になった娘さんに、当時、母親であるMさんがどういう状況で講座にいらしたのか、一度お話をしておこうと思ってお会いすることにしたのです。
すっかり大人になって、顔もMさんに瓜二つの娘さんを見て、ああ、もう10年経ったんだあと。
「あの一番辛かったときに、シナリオの話を聞いて救われた」と言うのを聞いて、お役に立てたなら良かった、そして、きっと、彼女と私を出会わせておくのも、先に逝くMさんのシナリオに入れておいたのだろうと思いました。
娘さんは、昨年ぐらいから、友人関係で葛藤があり、それをきっかけに自分について考えたそうです。
自分と価値観の異なる他人を許せない自分に気づき、それを深掘りしていったら、母親のこうであるべきという枠の中でしか評価をされなかった、小さい頃の自分を思い出したそうです。
「でも、母もまた祖父母から課せられた、”こうでなければならない”という鎖に縛られていたのだと思います」
という彼女の話を聞いていて、本当によく分析しているなあと感心。
霊性の高さ、洞察力、分析力。
きっとこれからやるべき「使命」を持っているのだろうと思いました。
彼女が帰った直後、Mさんが私の左手に現れて、ペコってお辞儀していました。
感慨深いですね。
そうか、もう10年か…って。
で、「10年」がふと気になって、自分の人生を10年ごとに区切って辿ってみると、あれ~? 10年ごとに節目がきてるな~って。笑
今年から10年は、次のステージなのかなってちょっとウキウキしてきました。
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