(つづき)
Mさん:死んだ人たちが解放してほしいってコンタクトをとってくるのはなんですかね?
(Mさんは亡くなったご家族から解放の依頼がくることがある)
私:時間が存在するのは肉体の世界だけで、宇宙(=量子の世界)には存在してないと思うんですよ、何も。
だけど、私たちは今、肉体のある身で「解放」を行っているでしょう?
「肉体を持っている私たちが認識している宇宙」には、「死んでも解放を願う人たちがいる」と思い込んでいるんだと思う。
本当は、死ぬわけないんだから。
そもそも「時間がない」んだもの。
生まれることもないし、歳もとらない。笑
私:だから、今こうしてやっている事のすべてを、お化け屋敷の中でやっているんですよ。
私たちが死んで素粒子に戻ったときに、何も起きてないことがわかるだろうけど。
Mさんのガイド:はい
私:でも、そのことを伝えたくてお化け屋敷に生まれ変わってきたときには、またそこから自分も動いていっちゃうから、だからこれはもう永久にゴールがないんです。
私:映画館に入ろうとしている人に、それ作り話だよって、人間が作ったアニメだよーとか、人間が作った嘘の物語を見に行くようなものだよ、やめなよって言っても、みんな見たいから行くわけじゃないですか?
面白そうだから見てみたいって。
そういう世界だから。
ガイド:はい
私:それでも、日々現実を生きていかなければならないわけでね。
だから結局何なの?って言われてもわからないんだけど、でもまぁ、せっかくお化け屋敷に来てるんだから楽しもうよ!って感じですよね。
私:そういえば昨日、Yokoさんの家の「血筋解放」をやったときに、これどうやって書き換えするんだろう?って思ったの。
罪人の刑を執行する仕事に携わる人が絶対必要なのはわかるから、「鬼滅の刃」の話しを持ち出したりしたんだけど。
今朝起きたときにふと、自分がこうやっていろんな勉強をしてこなかったら、罪人を棒で突いて水に沈める光景を見たら、「えー? そんな残酷なことしてるんだ」と思ったかもしれない、そう思ったら、書き換えができなかっただろうなと思ったんです。
だって、「残酷だ」と思ってるんだから、そういう書き換えしか出てこなくなるんですよ。
そうすると、良い意味での量子の変容は起きないから、良い書き換えのストーリーも出てきませんよね。
だけど、残酷な光景を見ても、「そうじゃないんだよね」って思えたの。
人類がさまざまなプロセスを経て今の平和な世界を作り上げているんだから、歴史で起きたことも必ず必要なシナリオで、それをみんなが役割分担してこなしてきたんだよ、って。
よく辛い役を引き受けたね、って。
たとえば卵焼きを作る場合に。
何度も作って、焦げたり、まずかったり、それを繰り返して最後に上手な卵焼きを作れるようになる。
最初からいつも完璧な卵焼きを作るなんて無理でしょう?
そこに到達するまでには、なんで失敗しちゃったんだろう?っていうプロセスが絶対に必要。
この世界がそんなふうになってるんだよ、ってことを伝えてあげることで、相手にも納得してもらえるじゃないですか。
ただ単に「仕事だったから」って慰めても、納得できなくて辛い感情は残ると思う。
この人間界の仕組みを説明することでようやく救われるっていうこともあるから、そういう話しをするのも必要だったんだろうなって思ったんですよね。
今は平和だけど、そういう時代を辿ってこなければこの平和は作れなかったっていうかね、そこをみんなで順番に担ってきてね、そしてまた転生して、自分がその先の未来に生まれ変わってくるんですけど、ただそれだけのことだよねって。
そういう意味では、原始時代の方がむしろ敵を見たら何の躊躇もなく、当たり前に相手を殺してたかもしれない。
今は残酷なことをしてはいけないとか、同じ人間なんだからとか、差別しちゃいけないっていう「想い」がみんなの中に芽生えてきてるじゃないですか。
こうやって人々は進化していくのかなって。
その過程の中で残酷なこともやらなくてはいけなかったんだから、やったときの人生をそんなに責めないでって。
そのおかげで今があるよっていう部分は言ってあげないと、本人たちが救われないんだろうなぁって。
「過去世の書き換え」といっても、単にストーリーを見て伝えるだけじゃなくて、人生のしくみとか、この世界のしくみとか、そういった真部の部分も伝えてあげないと、魂の琴線に触れることはできないんだなあって。
それもあって、探求している私たちに、こうやって「上」がどんどんいろんなことを教えてくれているんだなって。
そこはもう感謝しかないんだけど。
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