(つづき)
S美ちゃんから連絡が来ました。
「一昨日の講座での会話がどうしても気になってしまって・・・」と。
人生にはシナリオがあるという説明をしていたときに、ある生徒さんが若かりし頃の恋愛話をしたのです。
ある日、元カレの運転でドライブをしていたら大きな事故に遭ったことに触れ、
「なんで(シナリオ的に)あんな事故が起きたのかな?」と。
そして、何気なく、「元カレの事はもう気にしていないんだけど」と言ったのですが、
S美ちゃんは、「元カレの事はもう気にしていない」のフレーズが引っ掛かったようなのです。
「元カレだから、気にしちゃいけないの?」
「元カレだから、感じた想いを気にしないものにしなければならないの?」と何度も頭の中に浮かぶのだとか。
S美ちゃんは超宇宙人だからなのか、人を嫌う、憎む、恨むみたいな感情を持ち合わせていない方です。
他人に対して「負の感情」を抱かないのです。
たとえば、普通は、Aさんに嫌なことを言われたら、
「Aさんに嫌なことを言われた」
→だから、Aさんは嫌い
となるのですが、
S美ちゃんは、「嫌なこと」に対し、
「どうして言われたのだろう?」と考えたり、
自分なりに消化することはあっても、
その発言をした「Aさんは嫌い」とはならないのです。
つまり、
「Aさん=嫌なことを言う人」
という「思い込み」にはならないということです。
そんなS美ちゃんなのに、今回は、このフレーズが何度も思い返されるので、なぜだろう?と思って、連絡をしてきたのでした。
「自分に問いかけてみても、寝落ちしてしまうので・・・。
何か過去世があるのでしょうか?」と。
ならば、一昨日やった「紙への転写」をやってみて?と返信します。
すると、
「実は、マサコさんに連絡する前に、『過去世に何かあるの?』と紙に描いてみたのですが、特に手が動きませんでした。
が、ふっと『見ているのは、あれ(先日解放した講座の先生)だけじゃないけどね』と聞こえてきました。
マサコさんの返信を受けて、再度、『今、気になっているのはなぜ?』と紙に描いてみました。
すると、クチバシのある小さな生き物を2周描いた所で、突然グルグルと円を描き、塗りつぶし、最終的に、『眼』になりました。
溶かしても溶かしても薄くならず、まわりだけが溶けていく感じで、また浮き上がってきます。
いくら溶かす作業をしても眼が残るので少し怖くなり、時間を置くことにして、今日、改めて実施してみました。
そうしたら、まったく同じものが同じ手順で出てきて・・・。
驚いています」
私も驚き、すぐに電話をしました。
「周りは溶けるんですけど、最後に眼が残るんです」とS美ちゃん。
「解放した講座の先生以外にもあるって、何なんでしょう?
まだ他に何かあるのかしら?
別の人と何かあるとか?」
う~ん、なんだろう・・・・・。
あ・・・・・!
ふと、自動書記を思いつきました・・・。
「S美ちゃん、ペンでその眼を指して、「あなたは誰?』って聞いてみて?」
S美:「デビル」という言葉が書けました。
なんと、紙に自動書記で、「デビル」と書いたというのです。
「え・・・? デビル?」
驚きましたが、その時。
「助けて」という言葉が聞こえてきました。
(つづく)
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