(つづき)
その一方で、この「氷の柱」を「インナーチャイルドの癒やし」に応用した生徒さんもいました。
しかも、パペットと併用してみたというのです。
それは、ユウさんです。
ご自分ではなく、家族にやってみたのだとか。
たとえば、
「この人、絶対、インナーチャイルドがあるから、こういう言動をとるんだよね」
と思っても、
本人がこういったことに興味がなければ、「インナーチャイルドの癒やし」を無理強いすることはできません。
その場合、代わりにやってあげることができるのです。
集合意識はワンネスで繋がっているからです。
ユウさんはいつもお風呂に入る時間を使ってやるそうです。
まず、パペットで家族(Aさんとする)のインナーチャイルドを呼び出し、「じゃあ、一緒に氷の柱にライトを当ててみようね、いくつあるかな?」と話しかけたところ、5つの図形が見えたそうです。
中には、六芒星のような図形も・・・。
それをインナーチャイルドと一緒に溶かしていくと、ひとつ、ふたつと減ったのですが、残りの三つは溶かせなかったそうです。
1月29日の講座時に、その理由をガイドに聞いてみました。
ガイド:氷の柱の表面を溶かすことに関しては、簡単に溶かせないものもある。
その場合は、内容を見たほうが早い。が、「見た」からといって、1回で溶けるとは限らない。次に見たときに、また現れたりする。
根っこが深いものは、その内容を見るのが必要な場合もあるし、何度もやる必要がある場合もある。
先日のMayaさんのときもそうでしたが、ただ溶かすのではなく、そのとき何があったのか、どういう感情を抱いたのかに、きちんと向き合う必要のあるものも存在するということでしょう。
もうひとつ、疑問に思っていたことを聞いてみます。
それは、この方法が講座の生徒さんだからできるのでは? ということです。
そもそも講座の生徒さんたちは、日々起きる出来事に伴って感情が生まれ、「思い込み」となって潜在意識に残るという原理を知っています。
その思い込みを「書き換え」という手法で、気にならないようにすることもできます。
そして、そういったことが実際に「可能」なのだということも信じています。
さらに、「氷の柱」の話が昨年の生徒さんの夢や、辻麻里子さんの本から出てきたこと、現在、本の内容を紐解いている課程も、講座で絶えずシェアをしているので、知っています。
だからこそ、氷の柱の図形を溶かすことが容易にできるのではないかと思ったのです。
このしくみを知らない人に、いきなり、
「はい、氷の柱をイメージして・・・・
図形が見えます・・・・
それを溶かすと、潜在意識の中のマイナス感情が消えます」
と言っても、効果は期待できないように思います。
ガイド:氷の柱に刻まれた数字や図形を直接溶かす方法は、できる人が増えてきている。
この講座に来ている人は、できる。
ただし、ひとつの方法が全員に合うとは限らないから、自分に合うものを使っていくと効果が大きい。
「インナーチャイルドの癒やし」で言えば、
①イメージングでやる
②パペットを使って対話をしてやる
③氷の柱の図形や数字を溶かす、など、使い分ければよい。
やはり、そうですよね。
ついでに、こんなことも聞いてみます。
私:「氷の柱自体は自分でしか溶かせない」という事でしたが、どうやって溶かすんですか?
(つづく)
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