(つづき)
もう足のことなんてかまっていられない。
とにかく1分1秒でも早く着いて
すぐに戻らなきゃ!
死にもの狂い、というと大げさだけど、(笑)
それぐらいの勢いで山道を駆け下りて行った。
どれくらい進んだだろうか・・・。
ようやく、
ぽっかりと開けた場所が見えてきた。
あ、あそこかな?
ついに到着。
ずっと小走りだった足を止めると、
両足がガクガク、ブルブルと震えている。
情けない。
いかに日頃、運動不足かを思い知らされる。
「奥の院」には、
「魔王殿」と書かれた標識が立っていた。
魔王殿・・・・?
なんだか、怪しげ。(笑)
この一帯は、なんというか、
一種独特の雰囲気がある。
お堂の前の広場の中心には
大きな石灯篭があって、
その土台は六角形になっている。
石灯篭の周りの床にも
六角形になるように
石がはめ込まれている。
ここには、昔、
宇宙船が降りたんじゃないかと思った。
すごく、「宇宙」の波動を感じる。
もしかすると、
私が講座中に視た、
空に右手をかざす光景は、
ここだったのでは?
ガクガクする足で
石灯篭の前に立ち、
右手を伸ばして空を仰ぐ。
目を閉じると、
ああ・・・・・
星がきらきらと舞い降りてきた。
やっぱりこの場所だったんだ。
私は知らなかったんだけど、
ここは、650万年前に
金星から護法魔王尊(ごほうまおうそん)が
地球に降り立った場所なのだそう。
(つづく)
姉妹版ブログ
『聖なる樹のヒプノセラピー物語』も読んでね!
おすすめメニュー
とにかく人生が楽になる!
不思議な体験をしてみたい!
電話やSkypeでお気軽に!
潜在意識の世界を知りたい!
直観を磨いて引き寄せ体質になりたい!
「聖なる樹」のHPは!
聖なる樹