珍客が現れる                           
さて、これで、
「浄化隊」は完結のハズだったんだけど・・・。       
        
「珍客」が現れた。       
        
そして、ママを混乱に陥れる・・・。      
        
それは、ひとりのクライアントさん。      
        
2度目のセッションにいらした方で、
一通りセッションが終わった後、
何がきっかけだったか忘れたけど、
   
突然、彼女が
「自分は霊媒体質」なのだ言い始めた。     
        
以前は、「霊」という言葉に触れるのも
嫌だったのだそう。
   
でも、ある時期、
霊媒体質ゆえの影響を受けて、
寝込むほど体の具合が悪くなったことがあり、
     
そのときに、
いっそすべてを受け入れよう!と決めたら
元気になったのだとか。    
        
そして、
「霊」を引き寄せる人って、
それなりの理由があるという話になったので、       
        
ママが、
「私は今回の浄化で懲りたので、
もうやらないって宣言した」と言うと、
急に不遜な笑みを浮かべて、
「ふうん」って。       
        
ママ: ?        
        
クライアントさん:そう言ったんだあ! 
ふふふ・・・
じゃあ、引き寄せるね。      
        
ママ:いや、大丈夫! 
明治神宮へ行って、
しっかり宣言してきたから!     
        
クライアントさん:明治神宮はまだ若いんだよ。  
   
100年とか、そんなもんでしょ。  
    
戸隠(神社)は2,000年だもん。      
        
ママ:いや、でも、体が痛くなるのは困るから!  
   
仕事にも支障があるし。
第一、浄化のために、
今生を生きてる人間に支障があるって、
おかしいでしょ!     
        
クライアントさん:痛くない方法で伝えて、
って言えばいいじゃない。    
        
ママ:そういう問題じゃなくて、
もうやりたくないし。
    
生身の人間の人の解放は、
理由を見て、なるほど~!って 、
   
人生の仕組みもひも解けて面白いけど
昔の方々の浄化は楽しくないから。       
        
クライアントさん:だからさ、
楽しんでやればいいのよ。     
        
ママ:私は楽しくないの。      
        
クライアントさん:「浄化」も、マサコさんの人生の
青写真に入ってるんじゃない?       
        
ママ:そうだとしても、
人間は「自由意思」が最優先だから。
  
私はもうやらないの。
やりたくもないし。     
        
らちがあかないので、
ママが話を変えようとすると、     
        
「ねえねえ、なんでこの話から逃げようとするの?」
と追ってくる。        
        
クライアントさん:マサコさんは顕在意識で
「自分の役目じゃない」と思ってるだけで、
潜在意識は望んでるんだと思うよ。    
        
ママ:いやいや、そうじゃないってば。
やる気ないから。
 
私は生身の人間の解放だけ。      
        
クライアントさん:え~っ、
それって、おかしいじゃない!
   
さっき、すべては「ワンネス」で繋がってるって
言ってたじゃない!       
        
それに、
生身の人の過去世を見るのは
嫌じゃないんでしょう?
「過去世」だって、「霊」だから、
同じじゃない!    
        
ママ:目の前にいる人の過去世は、
「この人の過去だ」ってわかるけど、
見も知らぬ人たちを、
ただただ浄化させるだけなんて、
私はやりたくないもん。      
        
話はいつまでも平行線。       
        
どこまでも食い下がってくるクライアントさんのことを、
     
ママはちょっと不審に思い始めた。 
   
(つづく)
 姉妹版ブログ
『聖なる樹のヒプノセラピー物語』も読んでね!
 
おすすめメニュー
とにかく人生が楽になる!
不思議な体験をしてみたい!
 電話やSkypeでお気軽に!
潜在意識の世界を知りたい!
直観を磨いて引き寄せ体質になりたい!
 プラス思考になりたいあなたに!
「聖なる樹」のHPは!
 聖なる樹