(つづき)
H子さんは、
ヒプノセラピーで子供のころへ退行したそうです。
きっと、今「視るべき場面」へ退行したのでしょう。
そして、
(ああ、こんな出来事もあったなあ・・・)
と思い出したそうです。
が・・・・・
セラピー終了後、
(だから)
(昔の出来事を視たけど、それで)
と疑問に思ったそうです。
視たけど、何も変わらないし?って。
そうなんです・・・・。
ヒプノセラピーって、
セラピストさんによっても
やり方が違っていて、
それはいいとして、
一般的には、
「過去世」や「子供の頃」の場面をみせるだけで、
「解放」をしないのです。
だから、
「気づき」はあっても、
「解放」をしないので、
心が楽にならないことも・・・。
たとえば、
子供の頃によく母親に叱られていたとします。
ヒプノセラピーでその場面が出てきて、
(ああ、お母さんは
私のしつけのために叱っていたんだ、
ちゃんとした人間に育てようと必死だったんだ)
とわかったとしても、
だからといって、
心がすっと軽くなるわけではないのです。
頭で理解できることと、
心の重しは別なのです。
出来事は時が経てば風化し、
やがて記憶から消えていきますが、
そのときの悲しかった、つらかった「感情」は
潜在意識にしっかりと刻まれています。
そして、大人になった自分に影響をしているのです。
叱られる=自分を否定されるわけですから、
「自分を好きになれない」
「自信がない」
「私なんて」
と自己否定する人間になります。
ですから、
気持ちを楽にするには、
そのときの「感情」を
「解放」する必要があります。
それゆえ、私は、
ヒプノセラピーを改良して、
「ミラクルセラピー」という
「解放のためのツール」
を作り、教えているわけです。
いえ、正確にいうなら・・・・
(つづく)
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