保育の現場経験15年
述べ800人以上の親子を支えてきた実績を基に、
ワーキングマザーの子育てライフを戦略的にプロデュース
母と子のマインドアップコンサルタントの
白鳥夏帆です
先日、親子セッションにいらした30後半のワーキングマザーのMさん。
息子のRくんは、3歳半。
約半年間セッションをさせていただいているので、
すっかり顔見知り。R君も私の前でもリラックスして、いつもと変わらない姿です。
この日は、朝からグズグズがひどくてセッションも見送ろうかと悩んでいらしたそうです。
R君のご機嫌も見ながら、お母様と話し始めました。
そして、お母様とR君の関わりをお話しながら横目で見させていただきました。
明らかに、何かぐずるモードに入ってしまっているR君。
駄々をこねる理由を探している様子。
R君にとって、理由は何でも良いのです。駄々をこねて、お母様の注目を集める事が目的なのです。
お母様はぐずるたびに、気持ちを受け止めようと必死。
完全にR君の思うツボ。振り回されてしまっています。
はたから見たら、聞き分けのないワガママな子です。
しかし、R君本当はとっても物分かりの良い、聞き分けの良い子なのです。
私の前では(笑)
なぜかというと、私がまずR君の事をとっても物分かりの良い、聞き分けの良い子。
と100%認めているので、R君にも伝わっているのです。
そう思ってくれている人、自分の事をちゃんと認めてくれている人の前では、
子どもはちゃんとその様に振る舞います。
これは、一見R君に無理させている様に思うかもしれませんが、
大切なポイントがあります。
それは、Rくんの場合、大人の言い分は先に絶対に言わない事。
その前に、R君の言い分をしっかりと聞いてあげ、言葉にして返してあげるという事です。
すると、表情は驚くほど穏やかになって、その後大人の言い分、してはいけない理由などを伝えると、
「うん、わかった」
「もうしない」
「ごめんなさい」
と聞き分けの良い、大人の話もよく分かる子になれるのです。
お母様も、R君も、その後はとても気持ち良く過ごす事ができます。
ぐずるモードに入っているときは、R君とお母様の場合、完全にお母様が振り回されてしまっている所が問題です。
子どもの気持ちを十分受け止める事と、振り回されて子どもがワガママし放題になっている状況は、違います。
いかなる時も、子どもの命を守る義務のあるお母様は、子どもに主導権を渡してしまってはいけません。
R君の思いは十分に受け止める事は大切ですが、してはいけない事は、
いくら泣いてもひっくり返っても、譲ってはいけないのですね。
その辺りがあやふやになってしまうと、ワガママし放題の、
お母様では手がつけられないお子さんになってしまいます。
ワーキングマザーとして働きながら、子育てをする上で、
お子さんの思いを十分に受け止める事
してはいけない事は譲らない覚悟
主導権は常にお母様
この3つは、本当に大切な事だと思います。
この3つを守ることで、お母様とお子さんとの関係が、劇的に変化していきますよ。
あんなにイライラしていた子育てがびっくりするほど、楽になるはずです。
ぜひ、意識して試してみてくださいね♪
★質問、ご相談も随所お受けしていますので、お問い合わせからどうぞ♪
(ブログの中で回答させていただきますね)
■ブログランキングに参加しました。
