会話は自分の気持ちと相手の気持ちのキャッボール | 保育歴25年保育士のブログ

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チャイルドカウンセラーの白鳥夏帆です

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「子どものお母さん達の集まりや、他の場面でも、


私、言い方がきついって言われてしまうんです。


もっと言い方を考えると良いよって言われてしまうのですが、


私、間違った事は言ってないと思うのです」



と、3人のお子さんのお母様、Hさんからご相談を受けました。



Hさん、とってもまじめでいらっしゃるのです。



しかも、間違った事は言わない、とっても誠実な方。



しかし、この間違ったことではない、正しい事を



真面目に、きっぱりと言われると、



傷ついてしまう方、結構多いです。




特に子どもは、お母さんからそういう言い方をされると、



何も言えず、黙るしかなくなってしまいます。



では、どんな言い方をすれば良いの?と思いますよね。



ここで、言い方だけを変えようとしても上手くいきません。
 


根本的な解決にならないのです。



言い方は、表面の現象に過ぎません。



なぜ、相手が傷ついてしまう位のきつい言い方をしてしまうか?



を考える必要があります。




この時、Hさんは正しい事を伝えたい!



という、熱意に燃えていたのだと思います。



熱い思いが先立ってしまうと、人は視野が狭くなって、


周りが中々見えづらくなるものです。



そして、自分の思いが先行して相手が発している、


不快な思いの表情に気づかなくなってしまうのです。


冷静な時は、人は相手の表情から気持ちを察することができます。


日本人は、特に察する事が得意です。


言葉と心は密接に関係しているのですね。


ママ友やお子さん、旦那様に、何か伝えたい!と、熱い思いがこみ上げた時、



一度深呼吸。


一息おいてから、落ち着いて伝える事を心がけたいですね。


会話は、心と心のキャッボール。


ご自分と相手の心があるからこそ、成り立つのです♪