チャイルドカウンセラーの白鳥夏帆です
友達と一緒に遊んでいる時、
いきなり「あー!もー!」
と、大声で叫んで自分が不快な思いをしている事を相手に伝えるお子さんがいます。
一方、子どもが何かをしている時、
いきなり、「なんでそんな事するの!」
と大きな声で叱りつける大人がいます。
どちらも自分の思いを相手に分かってほしいという気持ちが高ぶって、
ついつい、感情的になってしまっている姿ですね。
そんな感情的になっている状態の大人や子どもから、
いきなり言葉を浴びせられた人は、
びっくりしてしまいます。
そして、相手が何が言いたいのか?
何を伝えようとしているのか?
全くわからずに、ただ「この人は、怖い」
という感情を持ってしまいます。
思いがあって伝えようとした人と、
言われた事により恐怖感を感じてしまった受け手との間には、
当然溝ができ、コミュニケーションが成り立たなくなってしまいます。
思いがあって、相手に伝えたい思いがあるのに、
こんな言い方をしてしまうと、相手に伝わらないし、
マイナスなイメージを持たれてしまい、
とっても、もったいないですよね。
子どもがこんな言い方をした時は、思いを受け止めた上で、
どんな言い方をしたら相手にきちんと自分の思いが伝わるのか?
きちんと知らせていく事が大切ですね。
きちんと知らされたお子さんは、
相手が心地よい伝え方、相手に自分の思いが伝わる言い方が必ず、出来るようになりますよ。
