人に感謝の気持ちを持てる子に育てるには? | 保育歴25年保育士のブログ

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チャイルドカウンセラー白鳥夏帆です

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「お子さんに、どんな大人になって欲しいですか?」

とお母様に質問すると答えの中に必ず上がってくる、


「人に対して、感謝の気持ちが持てる大人になって欲しい」


というお母様の思い。


では、人に対して、感謝の気持ちを持てる大人になる為の子育てとは、どんな子育てなのでしょうか?


感謝の気持ちは、

「感謝の気持ちを持ちなさい!」

と言ったからと言って、持てるものではありません。


大人でも、何だか人のやっている事にいつも一つ一つ、駄目出しをされる方。


実際にご自分でやってみていないのに、口は出す。


なんていう方を見かけます。


「じゃあ、自分でやってみれば!」と言いたくなりませんか?


そう、自分でやってみればやっている人の気持ちが良くわかる。


見ているだけでは、簡単そうに見え、

いつしかやってもらう事が当たり前になって、


そのうち、思うようにやってもらえないと愚痴になります。


子どもでも全く同じ。

可愛い我が子には、出来るだけ辛い思いはさせたくない。


親の自分ができる事は出来るだけやってあげたい。


というのが、実際の親心だと思います。


しかし、可愛い子には旅をさせろ。

ライオンの子が、可愛い子をあえて崖から突き落とす様にとまではいきませんが、


こどもの学びは、口だけで指示しても無理。実体験からしか学べないのです。


だからこそ、子どもには、何でもやらせてみる事が大切。

何でもやらせてみる事が大切なのです。

2回も言いましたよ!笑


お子さんは本来、大好きなお母様やお父様がやっている事には、興味津々。
 

大好きなお母様、お父様と同じ事を一緒にやれる事が嬉しくて仕方ありません。


ある年齢になると、お手伝いも自分からやりたがりますよね。


その時が絶好のチャンスです!!!


忙しいから後で…。

2度手間になるからやめて欲しい!


という気持ちもわかりますが、

出来る範囲で構いません。


今なら大丈夫という時は、思い切りお子さんと一緒に、


お料理やお掃除、洗濯、などの家事を会話を楽しみながらやってみてください。


そして、やり終えたら必ず、

「ありがとう!◯ちゃんがお手伝いしてくれたから、お母様とっても助かっちゃった」

と、感謝の気持ちを伝えてくださいね。


感謝された事のない子は、人に感謝できるようになりません。


まずは人の役に立つ体験をして、感謝される経験をしていく事でしか学べません。


人の役に立つ体験、感謝される経験を通して、自分の存在意義を実感し、自信が持てるようになっていくのです。


自分に自信が持てた子は、自己肯定が育ち、

人の役に立つ体験を通して、生きる力も育っていくのです。


実体験から沢山の事を学んだ子は、

人の気持ち、大変さ、みんなで力を合わせてやる事の大切さ等を、身を以て感じる事ができる。


だからこそ、人への感謝の気持ちが自然と湧いてくるのです。


まずは、生活の中でお子さんと一緒にやれる事からスタートしてみませんか?