忙しいワーキングマザーの強い味方
チャイルドカウンセラー白鳥夏帆です
「お子さんに、どんな大人になって欲しいですか?」
とお母様に質問すると答えの中に必ず上がってくる、
「人に対して、感謝の気持ちが持てる大人になって欲しい」
というお母様の思い。
では、人に対して、感謝の気持ちを持てる大人になる為の子育てとは、どんな子育てなのでしょうか?
感謝の気持ちは、
「感謝の気持ちを持ちなさい!」
と言ったからと言って、持てるものではありません。
大人でも、何だか人のやっている事にいつも一つ一つ、駄目出しをされる方。
実際にご自分でやってみていないのに、口は出す。
なんていう方を見かけます。
「じゃあ、自分でやってみれば!」と言いたくなりませんか?
そう、自分でやってみればやっている人の気持ちが良くわかる。
見ているだけでは、簡単そうに見え、
いつしかやってもらう事が当たり前になって、
そのうち、思うようにやってもらえないと愚痴になります。
子どもでも全く同じ。
可愛い我が子には、出来るだけ辛い思いはさせたくない。
親の自分ができる事は出来るだけやってあげたい。
というのが、実際の親心だと思います。
しかし、可愛い子には旅をさせろ。
ライオンの子が、可愛い子をあえて崖から突き落とす様にとまではいきませんが、
こどもの学びは、口だけで指示しても無理。実体験からしか学べないのです。
だからこそ、子どもには、何でもやらせてみる事が大切。
何でもやらせてみる事が大切なのです。
2回も言いましたよ!笑
お子さんは本来、大好きなお母様やお父様がやっている事には、興味津々。
大好きなお母様、お父様と同じ事を一緒にやれる事が嬉しくて仕方ありません。
ある年齢になると、お手伝いも自分からやりたがりますよね。
その時が絶好のチャンスです!!!
忙しいから後で…。
2度手間になるからやめて欲しい!
という気持ちもわかりますが、
出来る範囲で構いません。
今なら大丈夫という時は、思い切りお子さんと一緒に、
お料理やお掃除、洗濯、などの家事を会話を楽しみながらやってみてください。
そして、やり終えたら必ず、
「ありがとう!◯ちゃんがお手伝いしてくれたから、お母様とっても助かっちゃった」
と、感謝の気持ちを伝えてくださいね。
感謝された事のない子は、人に感謝できるようになりません。
まずは人の役に立つ体験をして、感謝される経験をしていく事でしか学べません。
人の役に立つ体験、感謝される経験を通して、自分の存在意義を実感し、自信が持てるようになっていくのです。
自分に自信が持てた子は、自己肯定が育ち、
人の役に立つ体験を通して、生きる力も育っていくのです。
実体験から沢山の事を学んだ子は、
人の気持ち、大変さ、みんなで力を合わせてやる事の大切さ等を、身を以て感じる事ができる。
だからこそ、人への感謝の気持ちが自然と湧いてくるのです。
まずは、生活の中でお子さんと一緒にやれる事からスタートしてみませんか?
