ケンカは大切な学びの機会 | 保育歴25年保育士のブログ

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保育の現場経験25年

忙しいワーキングマザーの強い味方
チャイルドカウンセラーの白鳥夏帆です


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「友達と仲良く遊ぶのよ」

「ケンカしちゃダメよ」

「友達に優しくするのよ」


朝、園でお子さんと別れる時や、


友達と、さあ今から遊ぼうという時に、


お母様やお父様が良く言われる言葉。


その言葉を聞くと、私は「どうしてかな?」と思います。


大人から見ると、我が子が友達と何事もなく、

仲良く遊んでいる姿を見ると安心します。


しかし、失敗しないで成功する事は可能なのでしょうか?


1度も転ばずに、自転車に乗れるようになる子どもはいるのでしょうか?


転ばないで歩けるようになって、走れるようになる赤ちゃんはいるでしょうか?


失敗は成功の母。

子ども時代に沢山失敗した子は、その後成功する人が多いのではないでしょうか?


人間関係も同じ。


沢山ケンカして、沢山悲しい思いをして、


時には、叩いたり、叩かれたり、痛い思いをして、


沢山仲直り。



沢山お友達と遊んで、楽しいね。嬉しね。
また、遊ぼうね。


そんな気持ちをどれだけ友達と共有し、共感できたかが、


その後の人生において、人間関係を豊かなものに出来るかに影響していくのです。


私達大人が見守っていられる、この乳幼児に、


沢山ケンカして、沢山仲直り、

「友達っていいね。大好き♡

また、遊ぼうね」


そんな気持ちを沢山育てていきたいと思うのです。


失敗させないように先回りするのではなく、

子どもたちの失敗をサポートするのが、私達大人の役割なのではないでしょうか。