パリ、ロンドン海外1人旅の続き…

パリのホテルを後に、トランク片手にオペラ座のロワシーバス乗り場に向かいます。

「バス時間通りに来るかな?」
「ちゃんと切符買えるかな?」
「ちゃんと空港に時間通り到着出来るかな?」
と思いながら歩いていると…
バスが止まっているではありませんか。
「空港にいきますか?」と聞くと、料金を教えてくれ、切符を買えました。
所要時間1時間の所、なんと!
30分ちょっとで着いてしまいました。
空港に着いてすぐ、買い物した物のの免税手続きをしました。
こちらも、スムーズに終了。
ルフトハンザ航空のチェックインカウンターへ。
長蛇の列。どこまで続くのか?
でも離陸3時間前なので、ゆっくり待つことに…。
1時間経過。
立ちっぱなし…
すると、プレートを持った人が走りながら通過、どうやらプレートに書いてある便の人は、違う列に並ぶようにとのこと。
そんな速さで通過されても英語を読めない私。
自分が並んでいる列で大丈夫なのか、不安になってきました。
すぐ後ろの、男の子連れのフランス人のお父さんに、あっているのか聞いてみると…。
「見て来るから、ここで待っていなさい。」と調べに行ってくれました。
戻ってきて、「うん、大丈夫。」
とっても親切なお父さんに感謝。
私より、先の便の為親子はそのまま先に…。
ありがとうしか言えなかったけど、見知らぬ土地で、外国人の方の親切な態度に感激してしまいました。
言葉が例え通じなくても、困っている人がいたら助け合う。
日本にいたら、人の中で時として、人間関係が煩わしく、ストレスになることもあるけれど、
やっぱり人は人の心の暖かさに助けられ、癒され、生きていく力をもらい、
明日を生きていくことができるではないかと感じた体験でした。
そんな、素敵なお父さんの後ろ姿を見て、この男の子もまた、
自然に人に対して親切にできる大人になっていくのでは…。
と思うと、心がとっても暖かくなったのでした。
結局2時間立ちっぱなしで無事チェックイン。
搭乗までの間、そう言えばマカロン食べてなかったと、
マカロンを食べている男性を見て気がついて、ジャンボマカロンをお買い上げ。
大きくて食べきれないかも…?
と思ったのですが、
サクサクで香ばしいピスタチオ味に完食。
最後まで、パリを堪能したのです。

ミュンヘンのあるドイツは、おもちゃ作りが盛んな国。
特に木のおもちゃは、大人でもコレクションしたくなります。
さてさて、最後の乗り継ぎ。
羽田へ向かう飛行機の搭乗ゲートがなかなか掲示されないので、免税店でお買い物。
しかし、中々出ない。
待っていると…。
外人さん親子3人が、2歳くらいの女の子に動物の着ぐるみ帽子をかぶせて、お父さん、お母さん大笑い。
そばにいた私も一緒に大笑い。
そうこうしていると搭乗ゲートが掲示されました。
しかし…
離陸30分前になってもチェックイン開始にならず、皆さん待機。
すると…。
某有名旅行会社のツアコンの方が、
添乗しているお客様に向かって、大きな声の日本語で、
「皆さん、機材積み込みが、遅れているので15分程搭乗が、遅れますので安心してください。」
とのこと。日本語で説明が聞こえて一安心。
しかも、こらが帰りの便で良かった。
行きのロンドンに向かう途中だったら、お迎えの都合があるので、
現地の支店に、電話連絡しなければなりませんでしたから。
そして、座席の隣2席がなんと空席
横になって、羽田までゆったり帰ってきました



こうして、初めてのパリ、ロンドン海外1人旅は無事に終わったのです。
例え言葉が通じなくても、私達人間は日々、助け合い協力し合いながら生きているんだなあ~と言うことを、再認識。
時として、人の間で傷つく事もあるけれど、その傷もまた人との関係で癒される。
人間社会の中で、学ぶ為に生まれてきた私達。
この経験を、私もまた1人でも多くの方に還元して行きたいと思いました。
以前は絶対無理って思っていた海外1人旅がスルスルっと実現してしまいました。
しかも、予想をはるかに超え楽しむ事が出来ました。





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