近大がナマズ丼を限定販売することを決定したとの報道がありました。


現在日本の庶民的な食材であるウナギが高騰し手軽に食べられない状況を打開するために、改良を加えてウナギの味に近づけることに成功したそうです。


多くの方は「あのグロテスクなナマズを本当に食べるのか?」と、疑問にお思いかもしれませんが、報道によればナマズは『世界で最も食べられている養殖淡水魚』とのこと。


確かに私がアメリカに留学していた際も普通にスーパーの店頭に並んでいました。


アメリカでは“Catfish”と呼ばれ、切り身で売られています。


特徴はとにかく安いこと。(笑)


貧乏学生だった私は恐る恐る購入したことを覚えています。


ところが調理して食べると、これが結構おいしい。


鶏のささみのようにあっさりとしていたような記憶があります。唐揚げにするとフグのようだったかなぁ・・・(笑)


それ以降アメリカでの我が家の食卓にナマズが頻繁に登場したのは言うまでもありません。(笑)


日本ではその見た目や泥臭さからあまり使われる食材ではありませんが、近大マグロでブランドを確立した近畿大学が普及に一役買うのなら、今後ナマズも日本の食卓に大きく広がって行く可能性があります。



『話題性から近大ナマズをひとまず食べてみる』→『おいしい!』→『スーパーで見かける』→『安い!』→『買ってみよう』・・・というシナリオです。(笑)



魚介資源の高騰が続く中、ナマズがその価格競争力で主役の座を射止めることも決して有り得ないことではないと推察します。