選択と集中 そして・・・ | MBAOLのつれづれ日記 中堅Marketer編

MBAOLのつれづれ日記 中堅Marketer編

MBAを修了し、ヒット商品を開発すべく奮闘中☆

ちょっとまじめな

ちょっとながーい お話。




4月から事業本部長が代わり
新たな事業本部長は何度も
『ワンランク上を目指そう』って言葉を使う。


ワンランク上の事業部になるために
支店セールス、研究所メンバー、
本社(営業、開発)メンバーに
『ワンランク上』をテーマに
作文を出させている。


その支店セールスからの内容が抜粋されたものを
今日見る機会があったのだが


読みながら、
セールスの意見が
今までの『選択と集中』という方針から

生まれていた策を否定して

ああしたら・・こうしたら・・

と書いているものが多く
なんだよむかっ

今まで全否定かよ爆弾って1人 ぷりぷりしてた。



だってね、

この事業部って数年前まで

赤字垂れ流し事業

会社のお荷物って言われていたの。



それをね、

『選択と集中』によって

資源を投資する商品を

利益率・売上高から絞り込み・・・


いわば博打的な新商品開発には

『投資は最小限で且つ新規性のあるもの』

という難題をふりかけ、、、

その真意は「新商品」は集中すべき分野でないから

予算もつけず収益から切り離し・・・


もし活性化によって原料費1銭

(消費財メーカーには未だに本当に存在する単位)

UPしてしまうとしてもシビアに

本当に必要かを検討し・・・


そういう徹底したコスト意識と

『選択と集中』によって


いまでは、

会社全体の利益の半分を稼ぐ

事業本部にまでなったんだよクラッカー



それを全否定だなんて

恐ろしいことだと思ったよ叫び
失敗からナニを学んだのかって言いたいよ汗




それはともかくとして、

本部長の言う『ワンランク上』

本部長が『選択と集中』

“次の一手”を探しているのだひらめき電球

って気づいたんだグッド!




赤字垂れ流し事業部が

『選択と集中』によって体質を変え

短期でV字回復をした


しかし、

昨今の目まぐるしい環境変化の中で

売上・利益を稼げる商品が

いつまでも同じとは限らない

いつ得意分野が侵されるのか予測がつかない


そのために

次期、売上・利益をしっかり稼げる商品を

育成しておかなくてはならない



じゃあ、

セールスとして

研究所として

次の一手ってなんだと思う!?


そういうことなのかな。


(*^ー^)ノ