さようならクリスマスツリー
今日は、クリスマスツリーを捨てた。
ずっと、捨てようと思っていたクリスマスツリーだったけど、面倒だというのもあって伸ばし伸ばしに。
決行の意思を決して、家族みんなでツリーにお礼を言ってから、先ほどツリーを道路に捨ててきた。
随分、長い間、飾っていたからツリーがない家は、随分寂しい雰囲気だ。
生きている木を切って、家に飾るなんて、贅沢という以上にかわいそうな気がするので、来年以降の実施はまだ不明ではあるが、木のにおいに家が囲まれるというのはとっても素敵な1ヶ月だった。
家に来た当初は、どんどん水を吸って(英語ではdrinkと言っています)、元気満々だった木も、最後の数週間はDrinkする水の量も激減し、葉も少し触っただけで落ちてくるという、かわいそうな状況となった。当たり前だけど、木が生きていることを実感。
ちょっと残酷なことをしてしまったけど、君のおかげでとっても素敵なクリスマスが送れました。
ありがとう、クリスマスツリーさん。
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慣れ
人間なんて、うまくできているもので、環境にはどんどんなじんでいくものである。
NYで生活をするようになってから、公共交通機関のずさんな管理には随分腹を立てていたものだが、すっかり最近では慣れてきた。
2日程前、出社しようと思ったら、駅の入り口がテープで封鎖されていた『本日工事のため、電車はこの駅を通過します。96丁目以南から乗ってください』といった感じの張り紙が堂々と貼っている。
日本だと、暴動ものだ。『今日は、代々木駅には止まりません』、なんて聞いたことがない。けど、実はマンハッタンでは(さすがにミッドタウン以下の主要駅ではないとは思いますが)、この手の話は時々ある。
だから、僕も腹を立てるのも面倒と、96丁目までせこせこ歩いて電車に乗った(地下鉄の駅2つ分)。周りを見ても、怒っている人もいない。時々、アメリカ人は、短気なのかそうでないのかよく分からなくなる。
マンハッタン(特にUpper側)、あと、地下鉄の中では、小銭をねだる人が多い。これにもすっかり慣れた。
初めて見たときには、お金なんてやるもんかと無視していた。
次第に、かなりの人が小銭を渡しているのを目にして、なんとなく自分の中での違和感が薄れて行った。特に、単にお金をねだるだけでなく、簡単なコントや演奏をしてくれる人に対しては、これも一種の職業かと理解を示せる自分を発見し、最近では感心した見世物に対しては、結構、積極的にお金を渡すようになった。
電車の乗客を爆笑させてしまうコントなんて、ある意味、すごい。
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最後のセメスター
さて、コロンビア大学MBA生活も残すところ、後一つのセメスターとなった。
MBA生活を締めくくる最後のセメスターにとる授業は、こんな感じ。
1. Real Estate Finance
2. Advanced Corporate Finance
3. Top Management Process
4. Education Consulting Lab
5. CRM
6. Marketing in Financial Industry
1.は、基本的に個人的な趣味(に是非したいと思っている)のReal EstateについてのFinanceの授業。普通は、Real Estate系のPEとかに行きたい生徒が取る授業だとは思いますが・・・。個人的に、非常に楽しみな授業の一つ。Corporate FinanceとCapital Marketの両側面を扱うと言うことで、基本的な知識のおさらいとしても期待。
2.は、実は、悪名高いコース。けど、Financeの知識はしっかりと勉強しておきたいが、余りSpecificなFinanceの授業を取るには、まだ僕の知識レベルだと得るものも少ないと思われる。なので、授業が面白くないとしても、しっかりと自分のスキルの幅を広げるために、ちょうど良いコースだろうと考えている。もくもくと勉強しよう。僕の中の位置づけとしては、筋トレみたいな授業。
3.は、コロンビアMBAの名物授業。ケースについて、深く考えて自分の考えを持った上で授業に臨みたい。今期、もっとも期待が高い授業でもある。いくつの授業で、教授よりも深く、広く、斬新で、大胆なアイディアを持てるのか。楽しみな授業だ。
是非、取りたい!と思ってとったのは、実は、上記の3つ。授業を競り落とすためのポイントの制限もあるし、時間的な制約ももちろんあるので、それ以外の授業は、ある意味適当。残念だけど、仕方がない。
4.は、何の授業か不明。けど、授業の題名が余りに魅力的だったので、取ってみた。すっごく面白かったりして。
5.と6.は、まだ、どちらを取るのか最終的な決断をしていない。
時間的にバッティングしているので、片方は落とす必要がある。今の時点では、評判のよろしくないCRMを落とそうと考えている。どちらかと言うと減点方式での選択。
前セメスターで実施した、週3日制の時間割は実現ができなかった。どうしてもReal Estate Financeを取りたかったのでしかたがない。勉強したい科目よりも月曜日を休むことはさすがに優先できなかった・・・。
結局、全セメスターを通して、ManagementとFinanceとMarketingの授業をバラバラととる、Majorがはっきりしない履修となったが、それはそれで良かったと思う。Top Management Processを前セメスターに取れると最高だったが、余りにも必要なポイント数が高くなりすぎていたので、これもしょうがない。
やりたいことも色々あるので、基本的には、3つの授業を精一杯、消化して、残りの1.5(片方は半期のため)は、さらっと流す感じで。
今セメスターのテーマは、本質をつかむこと。特にFinanceについて、基本的なことを心の底から理解して、自分の言葉で説明できるようになることが目標だ。最後までがんばるぞ!
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儲かる投資術
以前ブログでも書いたが、最近、ヘッジファンドのお手伝いをしている。お手伝いしているのは、中規模のヘッジファンドで、いわゆる、ロング・ショート戦略を基本としたValue Investingを主としているファンドだ。
会社の中で一番多いInvestmentは、とっても財務状況が良く、経営陣もしっかりしていて、かつ割安なものであり、中/長期的にリターンが○%以上見込めるもの。
ファンドのパフォーマンスは極めて良好で、10年以上も年率20%近いリターンをたたき出している。すごい。
NYのバリバリのヘッジファンドは、なぜそんなに長期間に渡ってリターンを上げることができるのか?これは僕が働き始める前からとっても興味深く思っていたこと。
あまり外に情報が多く出ることのない、ヘッジファンドの実情とは・・・。
結果として、現時点での僕の理解では、ヘッジファンドの成功の秘訣は”Discipline”だと思う。
彼らは、なかなか買わない。本当に買わない。何百社もスクリーニングして、結局、買わないこともざら。そのDisciplineが素晴らしい。
企業のFinancial Statementなんて、分析する手法に特別なものがあるわけではない。もちろん、この会社でもいわゆる、どんな本でも見たことがあるようなValuationで会社を見る。
どんな数字を見るべきかを状況によって素早く判断しながら投資意思決定する様は、圧倒的なProfessionalであり、Super Skillが必要なことは言うまでもないにしてもだ。
Financial Statement上での分析を続けながら、Invest先の会社とのインタビュー(通常CEOとかCFO)を徹底的に何度でも納得がいくまで行うし、貪欲にアナリストとのディスカッションも行う。ただ、やっていることは、本当に地道で、基本的なことなのだ。これにはある意味驚いた。
僕も、株式投資を全くしないわけではないけれど、実際にヘッジファンドの内情を見て、今後はこんな投資をしようと思った。
-しっかりとValuationを見る。買い急がない
-数年内に、少なくとも株価が倍になる可能性がしっかりと見えるものしか買わない
-高い株(P/EとかP/Bで)は買わない
-安いだけでは買わない。安くて良い会社を選ぶ
-以上の条件を満たすような、明らかにおいしい投資先が見当たらないときは、投資をしない
正直言って、あれだけ優秀なProfessionalがよってたかって世界中の株をリサーチしまくった結果が、(ある意味)たかだか年率20%弱のリターンであることを考えると、自分の投資がリターンを生むのかどうかは心配ではある。
ただ、個人投資家の利点は、Assetを100%Utilizeしなくても、自分の納得できる範囲で投資をすれば良いということ。まあ、僕は、ヘッジファンドの実情を見た結果、株に対してのExposureは広く取らないことを誓いましたが。
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タクシーの売り上げを上げる
大学の同級生が某コンサルティングファームを受けたときに出た質問が、
『あなたがタクシーの運転手だとして、タクシーの売り上げを上げるにはどうしましょう』(少し変えています)
という問題だったそうだ。
なかなか面白い問題だと思うんだけど、僕ならどうしようか。
そもそもタクシーの営業(?)の特徴は何か。
・初乗り(最近上がったらしいですね、700円ぐらいでしょうか)から、遠距離1~2万円と一人当たりの売り上げに大きな差がある
・街を流して客をとるパターンと、タクシー乗り場にならぶ客を狙うパターンがある
・売り上げに貢献しない時間帯(お客さんを乗せていない時間帯)が多くの時間を占める(割合は不明)
・そして、商品自体の差別化が難しい。というか、可能だけど、(道でタクシーを待っている)客が差別化されたタクシーを選びづらい
面倒なので、コスト面(基本的にガソリンとか、細かく言えばタイヤなりオイルなりの磨耗品)は、一切無視するとしよう(つまりは、一日中流したときと、一日中待ちうけしたときのコスト差を無視)。
このような前提を踏まえると、おそらくであるが、タクシーの売り上げというのは、資産のアロケーションに似ていると思う。なぜなら、タクシーで売り上げを上げるというのは、一日の営業時間という自分の資産を使って、リスクリターンを測りながら、時間を適切な対象(流す場所とか)にベットすることに似ている。つまり、一人の客が乗る距離がリターンであり、一人の客をつかまるのにかかる時間がコストと考えても差し支えないでしょうということ。
・街を流したら、数多く客はヒットするかもしれない、ただ、初乗り料金で降りる客が多いだろう(ローリスク、ローリターン)
・空港まで行けば、長距離客は多いかもしれない、ただ、空港までの行き/帰り時間は時間がかかるに違いない(ハイリスク、ハイリターン)
こういう、基本パターンがありながらも、おいしい投資先というのは見つけることができそうだ。
・低リスク/ハイリターン型
→空港近く、ホテル近くまで偶然いた場合に、待ち客を捕まえる(投資コストが少ない)
→夜の長距離客(夜は道がすいていて帰ってくるまでの時間が少なくてすむから、これもコストが少ない)
・超低リスク/ミドルリターン型
→昼間のオフィス街
→朝の住宅街(駅そば)とか?
これも、勝手な想像だが、時間帯、曜日によって、どのような投資先パターンが出てくるかが決まってくると思うから、特定の時間/曜日別に、様々な投資パターンを試しながら、そのリターンを最大化していく中で、一日、もしくは一週間の最適投資パターンが見えてくる→その結果、さらに良いリターンを追及するための冒険が可能になるという正のサイクルに入ってくる気がする。
最近、東京の個人タクシーがネットワークを組んで、サービスを格段に良くした上で深夜長距離客を囲い込んでいるのはおそらく有名なことだとは思うけれど、ローリスクローリターン投資を対象にした素晴らしいビジネスである。ただ、これは、タクシービジネスを投資となぞらえたというよりも、基本的なクリームスキミング(良いとこ取り)と捕らえたほうが良いだろう。
単位顧客あたりの売り上げが大きく、待ち時間が長いビジネスで同様のクリームスキミング戦略を導入しているのが、駐車場ビジネスと言えるのではないか。最近の時間貸し駐車場が数時間以上駐車すると、その後、24時間までは、○○円としているのは、この戦略と同じだ。
売り上げの振れ幅が大きく、Idleタイム(待ち時間)が長いビジネスは、同じ成功体験が待っているに違いない。
さ~て、どんな業界でしょうか?
今日は、マイケルジョーダン・ステーキハウスに行く予定で、食事のFeedbackをブログで予定していたのに、突然の都合でキャンセルになり、そんなことをふと考えてみました。
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