昨日、妻の実家に行き、大量の「食べるラー油」をいただいた。
なんでも、妻の母の仕事先で、近隣の業者から大量に買わされたかもらったのか、
とにかく従業員は期限切れ間近のラー油を大量に配られたそうな。
もうラー油ブームも一段落。
一時は、北海道のわけのわからん中小事業者もこぞって作っていて、それが地場スーパーに並べられていたりしました。
おそらく、この業者も相当後追いで一生懸命作ったものの、大量の在庫の前に放心状態にでもなったんでしょう。。。
なぜ、爆発的流行は(プチ流行も)絶対に終わるのに、そのときのことを考えずに目先の利益に走るおかしな経営者がこんなにたくさんいるんだろうか(というか、目先の利益すら上げれているのかあやしいけれど)。
札幌に帰ってきてから、「若鶏の半身揚げ」「たい焼き」など、いたるところに色んな業者が路面店を出していているのがやたら目についたり。
あとは空港のお土産なんかも、まさにこれに当てはまるわけです。生キャラメルなんてまさにそう。ジャガポックルやら、北かろうのおかきやら、スイーツ系もパクリ商品のオンパレード。
見るたびになんかいやーな気持ちになります。
少なくとも、以下の条件を満たさないとブーム的商品への後発参入はすべきではない。
・専用投資が必要ない
他の製品ラインに容易に転換できるとか
・既に保有する資源を有効活用できる
桃屋なら「瓶詰め」、SBなら「香辛料」という明確な強みを持っている
・その商品が自社の売上の大半を占めることにならない
ラー油で起業!半身揚げで起業!なんて自殺行為なのはわかりますよね・・・
ブームはいずれ終わるわけで、最初から「小遣い稼ぎ」のスタンスであるべきなのは、当然です。
というよりも、そもそも論ですが、自分がその商品を提供することにおいて「最大の価値」を提供できないならば、
それを行うべきではないのは当たり前ですから。。。
もう経営哲学的な部分ですよね。価値のないものをよくも堂々と売れるなと。模倣という経営判断自体が私には全く理解ができない。ばかですってどうどうと宣言しているようなものです。
(ちなみに、先ほどのラー油を味見したところ、桃屋・SBと比べてなんとも薄い味、でも値段はそこそこと、まさに何の価値も提供できていないものでした。。。)
これは多角化全般にいえることですけどね。
自社の新規事業もしかり。これ言ったら本業以外に何も手出せるのないんですけど。
とにかく、経営の定石から反して、よくもまあ一時のブームの模倣に躍起になるかわいそうな人間がこうもいるのかと、大量のラー油を見て改めて思ったわけです。

