今日の症状:

左手首の関節痛。

慢性肩こり(←四十肩!?)。

そこからくる鈍い頭痛。

急にピクピク動く瞼。

尾てい骨のあたりが悲鳴を上げてるのが分かる腰痛。


アタシの身体、何故にこんなにも痛いのか。

そんな身体に突き刺さるマイナス5度の空気。

学校からアパートに歩くだけの距離でも心が折れそうな今日この頃。

道を行き交う人々はしれーっと歩いてるけど、こんなに寒いのに何であんなにしれーっとしてられるのか未だに分からない。

アタシは鬼の形相なのに。何故。


アタシと冬休みの間に立ちはだかる最後のペーパー、残りあと1ページ!

ビジネススクールに来てから、素晴らしい教授たちとの出会いがあった。

授業中のディスカッションの仕切りが巧い教授もいれば、

生徒の心を掴むのが巧い教授もいるし、

非常に難解なトピックを分かりやすく教えてくれる教授もいる。


今学期とっていたManagerial NegotiationsのAmes教授もまた素晴らしい教授だった。

まだ40代前半くらいでCBSでは若手の分類に入ると思うのだけれど、

ベテラン並みの安定感で、

コース全体や講義の構成も非常によく練られているし、

ああ、この人は教えることが本当に好きなんだなあ、とつくづく感じるいい授業だった。



先週の最終回も彼らしい授業だった。

授業の最後の最後でやったのが、Spoonsというトランプを使ったスプーン獲りゲーム。

手元のカード4枚に同じ番号が4つ揃った人がスプーンを掴み、

誰かがスプーンを掴んだら他の人もスプーンを掴み、

(スプーンが人数マイナス1本しかないので)スプーンを獲れなかった人が退場、

これを最後の一人になるまで続ける。


このゲームの教訓を通して教授からのメッセージ。


「Know what game you are playing. Recognize when the game changes.」


つまり負けないためには、最初のうちは番号が4つ揃うより、スプーンを掴み損ねないことに注力すべきであるのに対して、最後の2人になったときは手元のカードの番号を揃えることに注力すべきであると。


そうきたか!と思わせる爽快なオチで、思わず拍手してしまった。

Best Teaching Awardに投票したい教授が多すぎて困る。


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Behavioral Economics &Decision Makingのファイナルはエッセイ5問の中から好きな3問を選んで記述、という試験。
ヤマが当たったよく準備していったので、スムーズに終了した。

このクラス、行動学・心理学のコンセプトがどうファイナンスやマーケティングにおける意思決定に作用するかというのがテーマで、実用的なスキルではないけれど、学んだコンセプトは非常に面白かった。
扱ったケースも抜きん出て面白いものが多くて、Ponzi Schemeで捕まったBernard Madoffがどうやって人々からお金を巻き上げたのか、とか、1996年のエベレストにおける大量遭難事故はどうして起こったのか、とか。

特にエベレストの遭難事故のケース、「Into Thin Air」をやった回はこのクラスの中でも神回だった。
著者は登山隊のメンバーの一人でもあったJon Krakauer。調べてみたら、「空へ」というタイトルで日本語訳されたバージョンも出版されているらしい。

標高26000フィート(8000メートル)から先のデスゾーン、
各々強い動機を持ち高額のフィーを払って参加している商業登山隊の顧客たち、
読めない天候、
ルート上で発生する交通渋滞、
目前に見える山頂、
楽観主義と現実主義、
極限状態で身体が正常に機能できない中で、何を元に前進・後退の意思決定をするのか。

結局極限状態の意思決定はどんなにスマートな人よりもスマートな「システム」の方が適していて、
ビジネスのコンテキストとしては、この状況は金融危機が起こったときに繋がるものがありますねという着地点。そういったアナロジー抜きにしても、この商業登山というトピックは非常に興味深いと感じる今日この頃。

まじで場当たり的なアタシのMBAな日々@コロンビア