個人的に戦争が起こるのか起こらないのかについて興味があるので色々と調べているのですが、今のところリーマンショックの後に1929年の世界恐慌のようなことが起こっていないので、楽観視しています。
無茶苦茶シンプルに考えると結局戦争が起こる時というのは、「(基本的には本能的に生き物を殺したくはないけど、)殺しあった方が得られる経済的利得が大きいかもしれない」という究極のdecision makingの帰路に立たされた時なのかなと。
例えば、世界恐慌のような大混乱の時代に以下のような条件に立たされたと仮定する、
①戦争に参加せずにそのままの場合、ほぼ100%の確率で経済的損失がマイナス100兆円、
②戦争に参加して50%の確率で戦争に勝った場合の経済的利得がプラス200兆円、
50%の確率で戦争に負けた場合の経済的損失がマイナス300兆円
そうすると、期待値的には「①戦争に不参加:マイナス100兆円、②戦争に参加:マイナス50兆円」となって、「どうせこのままいってもジリ貧で国民は飢餓で苦しむんだから、勝てるかもしれないし戦争に参加した方が合理的」という判断になるわけです。
ということで、第二次大戦後はそういう判断にならないように、IMFなり、IBRD(World Bank)なりを作って1929年に起こった世界経済恐慌のようなことが起こらないように国際金融の安定を図ると共に、第一次大戦後のように敗戦国に天文学的な賠償金も要求せず、むしろ経済援助をして戦後復興を助けたわけです。
上の例で言うと、どんなに世界経済が恐慌に陥ったとしても、IMFや世界銀行が各国政府に緊急融資をするなりして、上の例で言えば、①の戦争を始めない場合の経済的損失がマイナス10兆円くらいで済すむシステムを作り上げたというわけです。(そうすれば期待値は①戦争に参加しない場合:マイナス10兆円、②戦争に参加した場合:マイナス50兆円となって、戦争を始めるインセンティブがなくなる)そして、一応それが2008年のリーマンショックに始まる「The Great Recession」の時にはちゃんと機能したのかなと。
もちろん、この考え方は「各国首脳が経済合理性をもとに適切に判断できる」という前提に立っているので、ある国のクレイジーな国家元首が非合理的に「もう戦争始めちゃえ!!」となった瞬間に崩壊してしまうので、そういう窮鼠猫を噛むという状況にもならないように、先進各国は例え国家元首がクレイジーだとしてもある程度資金援助して、生かさず殺さずの状況にしておいているわけです。
長くなりましたが、結局戦争が起こる起こらないというのは、経済の困窮状況に紐づいてしまうわけで、そういう意味では、今後は「貧困すぎてもう合理的になんて考えてられないし、捨身の覚悟で戦争始める!!」というようなある種のテロリスト的な考えを持ちそうな人たちをどうサポートして、心に余裕を持たせてあげられるかが鍵だと思うわけです。テロリストももっといい暮らしをできていたなら、「まぁアメリカのこと嫌いだけど、別にテロして命かけて嫌がらせするほどのモチベーションはないわ~」となるはずなので。。。
ということで、「戦前戦後の経済的な豊かさの違い」が気になったので世界の一人当たりGDPを調べてみました。
第一次大戦の前の1913年の世界の一人当たりGDPは1,543ドル。第二次大戦前の1940年が2,181ドル。2010年が7,814ドルなんだそうです。(http://www.ggdc.net/maddison/maddison-project/data.htm)
単純に第二次大戦の時より3.6倍豊かになっているわけです。その分、どんなに不況に陥っても欠食児童が出たり、人身売買が横行したりというところまで追い込まれる可能性は非常に低くなったわけです。(日本でもバブル崩壊後に自殺者こそ増えたものの、飢餓や人身売買が横行したという話は聞いたことがありません。)
最後の結論は、今後いかにこの「一人当たりGDP」を高めていって、みんなが心に余裕を持てる世界にしていくのかということが鍵なのかなと思っています。方法は、①GDPそのものを増やす、②人口を減らす、という二つなので、①については飽和状態の先進国ではinnvationへの投資を進め、未だ非効率な途上国では先進国モデルの移転と資金援助で、経済発展を進めていく、②については先進国の人口減少傾向を受け入れると共に、途上国の人口爆発を抑制する施策を講じるということなのかななんて考えてます。
頭の整理の為に書いてみましたが、今日はここまで。
例えば、世界恐慌のような大混乱の時代に以下のような条件に立たされたと仮定する、
①戦争に参加せずにそのままの場合、ほぼ100%の確率で経済的損失がマイナス100兆円、
②戦争に参加して50%の確率で戦争に勝った場合の経済的利得がプラス200兆円、
50%の確率で戦争に負けた場合の経済的損失がマイナス300兆円
そうすると、期待値的には「①戦争に不参加:マイナス100兆円、②戦争に参加:マイナス50兆円」となって、「どうせこのままいってもジリ貧で国民は飢餓で苦しむんだから、勝てるかもしれないし戦争に参加した方が合理的」という判断になるわけです。
ということで、第二次大戦後はそういう判断にならないように、IMFなり、IBRD(World Bank)なりを作って1929年に起こった世界経済恐慌のようなことが起こらないように国際金融の安定を図ると共に、第一次大戦後のように敗戦国に天文学的な賠償金も要求せず、むしろ経済援助をして戦後復興を助けたわけです。
上の例で言うと、どんなに世界経済が恐慌に陥ったとしても、IMFや世界銀行が各国政府に緊急融資をするなりして、上の例で言えば、①の戦争を始めない場合の経済的損失がマイナス10兆円くらいで済すむシステムを作り上げたというわけです。(そうすれば期待値は①戦争に参加しない場合:マイナス10兆円、②戦争に参加した場合:マイナス50兆円となって、戦争を始めるインセンティブがなくなる)そして、一応それが2008年のリーマンショックに始まる「The Great Recession」の時にはちゃんと機能したのかなと。
もちろん、この考え方は「各国首脳が経済合理性をもとに適切に判断できる」という前提に立っているので、ある国のクレイジーな国家元首が非合理的に「もう戦争始めちゃえ!!」となった瞬間に崩壊してしまうので、そういう窮鼠猫を噛むという状況にもならないように、先進各国は例え国家元首がクレイジーだとしてもある程度資金援助して、生かさず殺さずの状況にしておいているわけです。
長くなりましたが、結局戦争が起こる起こらないというのは、経済の困窮状況に紐づいてしまうわけで、そういう意味では、今後は「貧困すぎてもう合理的になんて考えてられないし、捨身の覚悟で戦争始める!!」というようなある種のテロリスト的な考えを持ちそうな人たちをどうサポートして、心に余裕を持たせてあげられるかが鍵だと思うわけです。テロリストももっといい暮らしをできていたなら、「まぁアメリカのこと嫌いだけど、別にテロして命かけて嫌がらせするほどのモチベーションはないわ~」となるはずなので。。。
ということで、「戦前戦後の経済的な豊かさの違い」が気になったので世界の一人当たりGDPを調べてみました。
第一次大戦の前の1913年の世界の一人当たりGDPは1,543ドル。第二次大戦前の1940年が2,181ドル。2010年が7,814ドルなんだそうです。(http://www.ggdc.net/maddison/maddison-project/data.htm)
単純に第二次大戦の時より3.6倍豊かになっているわけです。その分、どんなに不況に陥っても欠食児童が出たり、人身売買が横行したりというところまで追い込まれる可能性は非常に低くなったわけです。(日本でもバブル崩壊後に自殺者こそ増えたものの、飢餓や人身売買が横行したという話は聞いたことがありません。)
最後の結論は、今後いかにこの「一人当たりGDP」を高めていって、みんなが心に余裕を持てる世界にしていくのかということが鍵なのかなと思っています。方法は、①GDPそのものを増やす、②人口を減らす、という二つなので、①については飽和状態の先進国ではinnvationへの投資を進め、未だ非効率な途上国では先進国モデルの移転と資金援助で、経済発展を進めていく、②については先進国の人口減少傾向を受け入れると共に、途上国の人口爆発を抑制する施策を講じるということなのかななんて考えてます。
頭の整理の為に書いてみましたが、今日はここまで。
