ユキゴコロ | *

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↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。

 

今季、気になっていると宣言していたスキー場に行ってきました。

https://ameblo.jp/mazzo-baggio/entry-12330404384.html

 

広島県庄原市北部の山中にある

道の駅たかの

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ここ数日で一気に積もったそうです。

中のお店は活気があって明るく雰囲気のいい道の駅でした。

 

その道の駅から車で数分。

これぞザ・ロコスキー場という雰囲気のスキー場です。

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りんご今日話国スキー場

最初、青森のスキー場かなと思っていたんですよ。

調べたら、まさかの広島でビックリでした(笑)

 

リフト券

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初日早々に出撃というよりもはや突撃でした(^^;

ここのリフトは、ロープトゥと呼ばれることの多い

金属のバーを腰に引っかける形の輸送機になります。

蓮池からジャイアントに行くときにあるようなものです。

ただ・・・

他のスキー場のロープトゥと違って長くて速いです。

慣れないうちは苦労します。。。

(以下、この記事に限りロープトゥと呼ばせていただくことにします)

 

ただ、こちらのロープトゥだったり月山のTバーリフトは、

風の影響が少ないことや、

スキーがまっすぐ滑って行くことを感じられる

貴重な機会であることなど、

地味に存在価値は大きいと思います。

 

今回は初日ということもあり、

動き出すのに時間がかかりました(^^;

待っているときに、

「とるBさんですよね?」

と話しかけてくださったのが、

うずしお組合長ことゲンタまんさんとシゲ造さんでした♪

 

いろいろお話をしているうちに、

どうやらとるBはメグラー

というジャンルのスキーヤーであるということがわかりました(笑)

(いろんなところを巡っているということのようです)

 

ロープトゥが動きだし、

ほぼ借り切り状態で、

好き放題すべらせていただきました。

安全上必要最小限の圧雪がなされた斜面に新雪が乗っかり、

かなり楽しく滑ることができました。

必要以上に傾いたりエッジに寄りかかったり板任せの滑りをすると、

雪面変化の対応に苦労するかもしれません。

そういうイレギュラーに対応するのもスキー力だと私は考えています。

継ぎ目がないような過保護な圧雪が悪いとは言いませんが、

このスキー場の圧雪が本来の姿じゃないかな

と個人的には思いました。

 

左半分:とるBねねBが食い散らかした跡

右の細かいライン:ゲンタまんさんとシゲ造さんが作ったコブライン

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お昼は、向かいのお店に買いに行きました♪

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ちなみにお昼はリフトもお休みです(笑)

みんなでのんびりお昼休みです♪

休憩所の暖かさにほっとします。

他のお客さんとも初対面のはずなのに

親戚みたいな感じでお話してしまいました。

私はそういうのも含めてスキーだと考えています。

 

そして午後・・・

実は、ロープトゥが故障してしまいました。。。

シゲ造さんと談笑している間に、

ゲンタまんさんは生徒さんと歩いてレッスン、

ねねBは斜面をよじ登ってフリーで滑走。

 

もちろん、故障は残念なのですが、

そんなこと気にならないくらいのわんこパウダー状態♪

私もよじ登って滑りました(笑)

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ターンの質を磨くのもスキーですが、

スキーはそれだけじゃないと思います。

滑る、跳ぶ、歩く、登る、全部スキーだし、

それを組み合わせることで、

技術面でも楽しむ面でも可能性が広がっていく

と思います。

 

この日、一番一生懸命に登っていたのは、

そり遊びのちびっこで、

中にはコブのライン下から3分の1くらいまで登って、

ラインをそりで攻略するというツワモノまでいました(笑)

(そんなことが許されるのは、りんご今日話国だけかもしれません)

 

かまくらを作っているファミリーの方に撮らせてもらいました。

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少々のことなど気にせず、

みんな思い思いの方法で、

雪を楽しんでいました♪

 

印象的だったのが、

スキースクールの先生がレッスン後に、

保護者の方も交えて今後の指導方針について

かなり綿密に意見交換をされていたことです。

 

正直な感想として、

決して便利になんでもそろっているスキー場ではありません。

運営者とお客さんの共同作業で成り立っている感じです。

少々のことを納豆王国語で言うところの「しゃんめえ!」

で笑い飛ばして、

スキーを雪遊びとして腹を決めて自然と向き合える人には

最高級のスキー場の一つです。

 

本数滑ってナンボとか、

目を吊り上げて練習、練習、とか、

バーン状況が悪いと練習にならない

と言う練習志向の方は、

他のスキー場をお勧めします。

 

いつでも止まれる滑りをするつもりのない方は、

他のお客様の迷惑になりますので、

そういう人が集まるスキー場に行っていただきたいと思います。

 

当ブログでは、

こういう小さくても温かみのあるスキー場を

スキーが文化になっている

と表現してきたこともありますが、

なんかもう一つしっくりきませんでした。

 

こういう表現どうかな?

と思ったのがひとつあります。

それは、

ユキゴコロ(雪心)あるスキー場

日本からこういうスキー場がなくなったとき、

スノースポーツが終わるときではないかと思っています。

あくまで個人的見解です(^^;

 

ねねBに

「雪落としてる間にりんご買っておいて」

と頼んだら、

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なぜかついてきたみかん。
いしじみかんというそうです。

まだ食べてませんので感想は後日にします。

 

礼。