指導者が背負うもの(下)~感謝の気持ちを持って伝える~ | *

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↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。


教えてやろうは馬鹿野郎

指導者の世界は花形である一方、

一斉に厳しい目にさらされるシビアな面もあります。

そこにプロとかアマチュアとか関係ありません。


チームから追われるように逃げ出した指導者の話も

少なからず目にし耳にします。


それでも、お手伝いした人が一定の成果を上げて

喜んでくれたときは、

アシスタントをしてホントよかったと思います♪

「とるBさんのおかげでできるようになりました!」

という社交辞令が五臓六腑に染みわたるくらい

うれしくなります。


その時は本気で、

「こんなつまんない練習コツコツやってくれて

ありがとうございました。

そして何より、このスポーツを選んでくれて

ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。」

と思います。


で、翌日から再び、

いつ「辞~めた」って言われるのか

ビクビクする日々に戻るというわけなのです(笑)


ここまで読んで、

ちょっと神経質すぎないか?

と思われる方もいらっしゃると思います。

確かにそうかもしれません。


そうなってしまったきっかけは、

その昔、

研修講師のアンケートで

「わかりやすかった」という意見が

多いことに喜んでいたら・・・


先輩から、

「いいか、とるB、おまえな、

自分の得意分野説明して

“わかりやすい”

と言われるのは当たり前。

人間として認められるものがあるかどうかが

差がつくところなんだからな。

専門性と人格は両輪になってることを忘れるなよ!」

とくぎを刺されたことでした。


(゚_゚i)


この時の一言がなかったら、

今でも

「教えてあげているオレはエライ!(* ̄Oノ ̄*)」

と勘違いし続けていたかもしれませんね(^^;



では、教わる立場から見る

スキーの指導現場はどうでしょう?


あくまで私見ですが・・・


両極端だと思います(笑)


資格はある、技術は教える

でもそれだけで人間としては・・・

という方も多いですし、


安全、マナー、文化など

スキーに関するあらゆるものを背負った

大人のスキー文化人という方も

少ないながらもいらっしゃいます。


個人的には私はこの点で

非常に恵まれていると感じる今日この頃です♪


せっかく恵まれた環境にいるので、

私も人間として1から勉強し直します。





あと6


礼。