PN:ずんだ 女性
これは私の祖母の話です。
祖母もまだ若く、私の母も10歳くらいだった時の話です。
当時、祖母は山奥の集落にある
古い日本家屋の一軒家で祖父、祖母、母の3人で暮らしていました。
ある朝、祖母が朝ごはんの準備をしていると玄関の方から
「ごめんください」
と声が聞こえてきました。
コンロの火を止め、玄関まで行くと
玄関の扉、磨りガラスになっている部分に女性のシルエットがありました。
誰かと思い、玄関を開けた時です。
祖母は気絶してしまいました。
新聞を取りに来た祖父が発見したのですが
玄関でうずくまったまま気絶していたそうです。
母は気になり何度か祖母に何があったのか聞いたそうですが、頑なに教えてくれないそうです。
祖母は一体何を見たのでしょうか。