前ブログの続き。

森に朝霧が立ち込める幻想的な朝。

訪れた広島県の北部一帯は、

霧が発生することで有名らしく、

この日も最高のコンディションで

我々を魅了してくれました。

霧が徐々に晴れてきたのを見届けて、

家族そろって朝食会場へ。

ここでは、

固形燃料がセットされた1人用鍋に、

卵とベーコンやハムを

自分のタイミングで入れて

アツアツ出来立て目玉焼きを

食べる方式に感動しました。

ビュッフェスタイルなので、

目玉焼きを何個でも好きなだけ作れるし、

何よりテーブルの上で

みんなで卵料理をする感覚が

おままごとしてるみたいで楽しい。

ていうか本当の家族で行ってるから

リアルおままごとウシシ

そんなたわいもないことで

盛り上がってるうちに

チェックアウトの時間に。

木に生えたキノコに雪が積もって

ほんわか童話の世界観が漂う

広島県北部の山を離れ、

一路広島市内へ向かいました。

 

到着した広島では、

新幹線の時間まで

平和公園周辺を散策。

海外観光客の多さにビックリしつつ、

原爆ドームを見上げながら

一周していたその時。

家族の中で

いちばん裸眼視力がいい長男が、

 

あ、なんか留まってる

 

とドームの上を指しながらひと言。

 

そこに目を合わせると、

毛づくろい中のアオサギが一羽。

時折、川風を受けて

羽がはかなげに揺れている姿が

いっそう孤高感を醸していました。

 

鉄骨がむき出しの原爆ドームと

孤高の気高きアオサギ。

アオサギは平和の象徴という訳ではないけど、

この場所においては、

ハト以上に平和のメッセンジャーとして

役目を果たしてる気がしました。

 

帰りの新幹線では、

先日、広島出張の際に、

お世話になった方が

新幹線で駅弁を食べるならコレ、

と薦めてくれた

むすびむさしの「山賊むすび」を購入。

中には、

どこの大男が握ったのかっていわんばかりの

大きなおむすびがデーンとふんぞり返ってて、

食べ進めると、昆布と鮭の2種類の具が

味わえるようになってました。

山賊とは言い得て妙だけど、

やっぱり

おむすびといっしょに、

おかずもいろいろ食べたいので、

今度は山賊以外の駅弁を注文しようと

みんなで言い合ったりしてるうちに、

新幹線は東京に到着し

久々の家族旅行を終えたのでしたルンルン

 

おしまい。