4月25日
今日は40回目の結婚記念日なのでこんな話を......
で、でも恥ずかしいなぁ
3月の下旬、散歩中に咲いていた沈丁花を見て思い出したこと
あれはちょうど二十歳の成人の日でした
唐突ですが、以下はグレープの「僕にまかせてください」(作詞・作曲はさだまさし)
🎵キミはその手に花を抱えて
急な坂をのぼる
僕の手には小さな水桶
きみのあとにつづく
きみのかあさんが眠っている
ささやかな石のまわり
草をつみながらふりかえると
泣き虫のきみがいた
(サビ)
両手をあわせたかたわらで
揺れてるれんげ草
あなたの大事な人を僕に
まかせてください🎵
あの時は、やっぱり恥ずかしかったり、お墓の前でさだまさしの歌詞の様に約束をするのも自信が無くてそんなお祈りはできなかったし、墓石の前の草を摘む様な、そんな才覚もなかったし、振り返って見たあの人も泣いてなんかはいなかった
そしてお墓の傍に植えてあったのは「れんげ草」じゃなくて未だ花が咲く前の沈丁花の木だったなぁって
この次に行った春のお彼岸の墓参りで初めて咲いている沈丁花の花というものを知ったんだった
え❓ ナニ その話 今まで聞いたこと無いけど⁉️って言われるかもしれないけど、次の様ないきさつが有ったんです
45年前の成人の日
故郷や学生寮の在った街の成人式に出ることも無く、学生寮に残っていた僕はその日は当時から仲良くしてた同じ学校で同学年のカミさんと二人で、上野公園近くの某所に在る彼女のお母さんの墓詣りに一緒に行った時を思い出します💦
この時僕らは2年生だったけど、お母さんは入学した直後に亡くなっていた
お父さんはもっと前からいなかった(>_<)
あの日カミさんは親代わりの叔父さん(お母さんの弟)から成人式用に作ってもらった御所車が描かれた艶やかな青い振袖姿だった🎵
カミさんが持っていたグレープのLP(「グレープ・ライブ 三年坂」、上の写真はCD)をカセットテープにダビングさせてもらい、あの曲も聴いて知っていただけに『なんか随分似た様な状況だな💦」とは思ったけど、お墓の前では「僕にまかせてください」なんて恐くて言えなかった(笑
👉ミステリと言う勿れの整君の様に「違うから❗️、違うんだから‼️💦」と一人芝居の様に動揺しちゃって騒ぎはしませんでしたけどね(笑
そういえばその年の12月、3年生の時のマンドリンクラブの定期演奏会用に僕はグレープのヒット曲メドレーを編曲して演奏したんでした
メドレーの曲順は、「無縁坂」→「追伸」→「朝刊」→「精霊流し」でまとめたんだけど、2曲目の「追伸」を「僕に任せて下さい」にしようかどうしようか夏休みに新潟の実家で昭和な電気オルガン(笑)とギターとマンドリンを使って編曲していた時に正直悩んだ
でも結果はそうしなくて良かった💦
僕は指揮者をしてたので、2ndマンドリンを担当して、タクト(指揮棒)の動きをきちんと見ているあの方と目が有ったら、ちゃんとタクトを振れたかどうか(>_<)
ホラ、別に後ろめたくは無いけど、つい動揺しちゃうじゃないの👅(笑
なんていうの? ほらプロポーズしてるみたいで、でも結局、その5年後に結婚するんだけど、一度もプロポーズはしなかったんだ💦👅(笑
この時録音された定期演奏会のカセットテープを以前、尾張大納言様(mametaroさん)に永久保存版にするためにCDに焼いてもらい、今でも懐かしく時々聴いているんですが、2曲目をあの曲にしていたら、今の様に家では気軽には聴けなかったね。きっと💦👅