剣道の四戒 | まずは、切り返し。

剣道の四戒

剣道では、「四戒」と言って、
陥ってはいけない心理状態が四つ挙げられています。

四つの心理状態とは、
驚・懼・疑・惑(きょう・く・ぎ・わく)と呼ばれ、
以下のような状態を指します。

(1)驚
 文字通り、予期しない相手の動作に驚くこと。
(2)懼
 相手を恐れる気持ちのこと。
(3)疑
 相手の動きや出方を疑い、判断できないこと。
(4)惑とは
 自分がどのように動こうか、惑うこと。
 
剣道はメンタルの影響が大きい競技です。
一つのことに捉われ過ぎたり、相手の出方を気にし過ぎたり、萎縮したり…
そういったときには、体が緊張し、柔らかい動き、瞬時の対応ができなくなります。

自分はそういう精神状態にならないよう稽古を積み、
できれば相手を、そういう状態に追い込める攻めができると理想です。