剣道とメガネ
小学生後半くらいから視力が悪くなる子が多いせいか、たまに聞かれる質問に、「メガネをかけて剣道できるのですか?」というのがあります。
答えは、一応、YESです。
と、いうか、コンタクトを使わず嫌いなので、わたしは、もう20年以上メガネで剣道をしています。
かけないと、まったく見えませんし。
メガネをかけて、なにが困るかと言えば、
①痛い
②曲がる
③くもる
の3つくらいが挙げられるでしょうか。
①については、こめかみのあたりや、耳の後ろあたりが痛いでしょうか。
これは、面ヒモで押さえる位置とメガネのツルが重なる部分です。
面の形が馴染んできたり、
面ヒモの結び位置の工夫,
結んだ後に面ヒモの下の部分をぐっと広げる(これは、結び目を強くしたり、鼓膜が破れる事故の対策にもなります)
などの方法で、解消します。
とりあえず、私は今、ぜんぜん痛くないです。
②は、どうしようもないですね。
私は、スポーツ用の形状記憶のつる(曲がっても元に戻る)のメガネの古いやつを専用に使ってます。
それでも、曲がって眼鏡屋さんで,調整をお願いすると、たいがい怒られます(笑)。
レンズが外れることはまずないですが、可能性としては否定できませんので、プラスチックレンズをオススメします。
③の対策は、くもり止めスプレーを使うことくらいでしょうか。
一応、剣道専用メガネというものもあるようです。
つるの部分がゴムバンドになっていて、レンズの上に額に当たるように汗止めがついています。
まぁ、メガネをつけると不便なのは間違いないです。特に冬場はよくくもりますし。
ササクレが飛んでも眼に入りにくいのが利点でしょうか。
でも、できないことはないというのが結論です。