【2月9日(水)】

下野宇都宮氏の後裔宇都宮道直により永禄12年(1569)に築城されたと伝わる山城です。

主郭と副郭からなる山城で、城の南北の尾根を連続堀切で遮断、弱点である西側の緩斜面を横堀と畝状竪堀で厚く防御しています。 

この竪堀と連続堀切から落ちる竪堀と合わせて13条の畝状堀群が圧巻!! 

所在 和歌山県西牟婁郡すさみ町神田 

登城 令和4年2月6日

 

①麓の金毘羅神社裏から登ります。

②比高70mほどなので、すぐに北側の三連続堀切に辿り着きます。

③すべてに土橋がついていますが、元からあったものか、登山道を造るのに整備したかは不明。

④Ⅱ郭、東と北側に土塁があります。

⑤Ⅱ郭北東側の横堀。仕切りに石積みが見られます。

⑥西側斜面の畝状竪堀。シダで良く見えなくなっています。

⑦南側尾根の五連続堀切。岩盤を削ってます。

 

 

⑧↑の堀切のうちⅠ郭側に近い三連続堀切は竪堀として落ちています。

⑨畝状竪堀、南側を下から見る。

⑩Ⅰ郭。朽ちた社がありました。

⑪Ⅰ郭にある城址碑。

 

「活動記録」