マジンガー・ラヴァーズ 第3話(その3) | ロボットヒロイン大好き!

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機械獣を撃破したマジンガーZが、傷ついたアンドロメダAを格納庫までエスコートする。
「甲児くん、ありがと。すぐにランチにするから、30分したら来てちょうだいね」
そう言い残して、さやかは一目散にキッチンへ。
そんな彼女を見送る甲児。


キッチンでバタバタと忙しそうに動き回るさやか。
テーブルセットが終わると鍋の方に。そっと開け、ビーフストロガノフの味見をする。
「うん、ばっちりね。いい感じ」
自然に笑みがこぼれる。
「あとは、付け合わせを切って、と…」
その時。
「さやかさん、準備OKかい?」
甲児がドアを開けて入ってくる。
「もう少しだから…ちょっと座って待っててくれる?」
「ああ、わかった」
テーブルについた甲児の目の前で、髪をかきあげ前かがみになって、付け合わせのニンジンを切る準備をするさやか。
「!!」
甲児の前でピンクのパイロットスーツ姿のさやかが前かがみに。
当然ミニスカートの中がちらちらと…
さやかが準備している間そんな状態が続き、どきどきしっぱなしの甲児。
『おいおい…勘弁してくれよな…』
真っ赤になって俯く。
「はい、お待たせ」
そんな甲児の前に、きれいに盛り付けられたビーフストロガノフがサーブされる。
「さあ、食べましょ。いただきます♪」
甲児の頭の中は、さっきのシーンがぐるぐる回っていて、味どころではない。
黙々とスプーンを口に運ぶだけだった。


「…くん…甲児くんったら」
「ん?」
「もーっ…どうしたのよ。さっきからぼーっとしちゃって」
顔を上げると、目の前にはぷっと膨れたさやかの顔が。
「おいしくなかった…?ひょっとして…」
心配でその表情が曇っていく。
「い、いや、そんなのことないぜ。うまいぜ」
なんとかその場を取り繕う甲児。
『言えねえよな…さやかさんの姿が眩し過ぎてボーッとしてたなんて』
「そう?たくさん食べてね。まだまだいっぱいあるから」
「ああ、ありがと、さやかさん」
無邪気で美しいパートナーを持つ苦労を、身をもって感じた今日の甲児であった…


【終わり】



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