ライフワーク探求家の与辺高志(よへん たかし)です。
気づき・学びのアウトプット
『雇われ人生から脱却し、自由に自分のやりたい事を選択できるようになりたい』
そんなあなたのお役に立てるよう、これまでの経験や気づきをシェアしていきます
今日はとても深い話をしていきますね。
突然ですが、あなたに質問です。
これは何でしょうか?
・・・はい、そうですね。これはボールペンですよね。
あなたはこの写真を見た時にボールペンだと認識しました。
では、あなたがいる部屋にワンちゃんが入ってきたとします。
そのワンちゃんがこのボールペンを見つけた時、ワンちゃんにとってこれは何でしょうか?
・・・はい。少なくともボールペンとは思わないですよね。
逆にワンちゃんが字を書き始めたりしたら、一生食べていけますよね
ワンちゃんの目の前に差し出すと、口にくわえて遊び出すかもしれません。
ということは、このワンちゃんにとってはおもちゃだということになります。
つまり、同じモノでも見る人(動物)によって全く違ったものに見えるということです。
では、あなたがボールペンだと認識し、ワンちゃんはおもちゃだと認識したモノは一体何物なのでしょうか?
もし、あなたとワンちゃんが部屋を出ていき、誰もいない部屋にこのモノだけが残されていたとしたら、
コレの正体は一体何なのでしょうか?
無いようである世界
実は何物でもない、ということになります。
正確にいうと、「何物にでもなれる可能性のある何か」がそこに存在している。ということです。
これを仏教では「空(くう)」と言います。
仏教で有名な経典に般若心経があります。
般若心経はこの世の仕組みを説いた経典なのですが、その中に「色即是空(しきそくぜくう)」という言葉があります。
色即是空とは、「この宇宙に存在する全ての形あるものは実体が無く空である」という意味です。
量子力学の観点からいうと、誰もいない部屋に置かれているモノは、あらゆるものになる可能性のある波の状態。
その後、あなたが部屋に入ってきて、そのモノを観測した瞬間に粒の状態となり、あなたはボールペンがあると認識します。
ワンちゃんが部屋に入って来た時には、そのモノを観測した瞬間に粒の状態となり、おもちゃと認識するわけです。
異なる世界を見ている
つまり、この世界に存在するあらゆるものは何物にでもなれる可能性がある「空」で満たされていて、
あなたや私、ワンちゃんなどがそれぞれ異なる世界を見ている可能性があるということになります。
そして、この世界はあなたが見たいように見ているのです。
見る世界は変えられる
見る世界は変えることができます。
その方法は、いろいろな人と出会い経験をすること。
それによって、別の角度から捉えることができ、見える世界が違ってきます。
見える世界が違ってくると行動が変わり、行動が変わると違う世界の現実を引き寄せることができるようになってきます。
参考にしていただけると嬉しいです