1、本というのは他のとは違う。 | 十人委員会CDX

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映画、クルマ、世の中の雑感。本というのは自動な部分がひとつもない。完全に手動な物体である。しかし、だからこそ本は世界を創る。世の中のもので一番人生に近いのは、本じゃないか―。

本というのは他のとは違う。




テレビとか映画とか、ラジオとか、演劇とか、


そういう、


人間からすれば、


同じような立ち位置にある娯楽情報とはまるで違う。。



なんでかと言えば


それは、

ほっておいたら何も進まないからだ。


本には電池もスクリーンもスピーカーもない。

あらゆる部分が自動じゃない。



そして、困ったことに誰かに頼むことができない。


だから、

自分がモーターとなり、エンジンとならざるを得ない。

一生懸命文字を追い、面倒な漢字を解読する。

「読む」ことで時間を動かし、話を展開させる。。



そして「想像力」が人格を産む、建物や乗り物が創り出される。

息を呑む美人を登場させたり、

震え上がるような断崖絶壁に貼り付くことだってできる。


地球だって回せる。



そう、我々は本読むことで、世界を創っているんだ。


そして、その中を意気揚々と闊歩しているのである。


(続く)