NHKで吹替版放送中、、、だけどU-NEXT配信で見てしまいましたw

 

吹替版では役の名前表示がカタカナで非常にわかりにくい。

百度百科でいろいろ確認。

 

役名の簡体字→繁体字変換はWikipediaで確認。

 

ドラマ全体の解説は、「バッドキッズ」同様、ナゼキニさんのがオススメ。ナゼキニさんはイマイチこの作品が好きでない模様だw

 

大都市「江譚」の地下鉄で旅行ケースから見つかった死体を調べてゆくうちに、田舎(苗高郷)で起きた地元財界と警察、ヤクザが癒着した重大事件が発覚する。田舎の警察と地元財界とヤクザが癒着してるって、日本では昔の東映任侠映画がそういう感じだったような。

 

吹替版のつらさは、例えば遺体の男が江陽(ジャンヤン)で、遺体を運んだ男が張超(ジャンチャオ)であること。中国人ならこの二つを聴き分けるは容易いのだろうが、日本人には無理。漢字を見ないとまずわからない。「ジャンなんとか、、、」にしか聴こえず。

 

三国志ドラマなら、定着した日本読みがあるので吹替版でもそれを使う。諸葛亮や曹操を「シューゲリャン」「サオサオ」とは読まない。「項羽と劉邦」でも同じでしょう。現代ドラマだとそうは行かない。

 

登場人物

 

厳良:辣腕刑事で、刑事課長にまで指図する。彼が主役なのだが、大したことはせず。ゴム鞠を壁や床に叩きつけて考え込んでいるだけでいつのまにか真実に気付くw

原作の小説が厳良刑事シリーズだからこの人が主役なのかねw

 

江陽:地方都市に派遣されたエリート検察官。お蔵入り事件を知り真相究明を始めるが、様々な妨害を受け、決定的な証人は殺されたり裏切ったり、自らも罠にハマり仕事と名誉を失い、がんにかかる。最後は自分の命を犠牲にして事件の再捜査を警察に余儀なくさせる大計画を立てる。ドラマの冒頭、旅行荷物の中で遺体として発見される。演ずるのは「鎮魂」でお馴染みの白宇

 

候貴平:教育学部大学生。田舎に教育実習で派遣されるが、地元の財界人、ヤクザと警察が結託して、少女買春をやっていることを知り、その証拠写真を撮るが、不用意に持ち込んだフィルムが写真屋から悪人の手に渡り、レイプを偽装されて殺される。

 

朱偉:田舎の熱血刑事。江陽に協力して事件を再捜査するが、犯人と結託している刑事課長に妨害され、研修所に3年間飛ばされる。復帰後も調査を続け、レイプ被害女性の生き残りを見つける。江陽の捨身の作戦に協力し、市内で爆破騒動を仕掛ける。

 

陳明章:警察の鑑定員で研究者。退職後、引き続き江陽の調査に協力し、彼が自殺作戦を申し出た時は他殺に見せかける自殺装置を考案。リモコンでスィッチを入れると作動する絞殺機を折り畳み式洗濯物干し機として考案し、装置を固定した壁穴を介護用手すりを付ける穴として偽装した。ドラマ前半でやたら「折り畳み式洗濯物干し機」「介護用手すり」が出て来るのはこのため。

 

張超:法律学の大学教授だったが、教え子と結婚して辞任する。別の教え子である江陽の作戦に協力し、偽装殺人(実は自殺)の犯人として騒動の発端を開く。

 

このドラマ、無国籍感が強く、日本でもアメリカでも同じ話が作れそうだが、「張超が教え子と結婚するため大学教授をやめる」という設定には武侠味がある。武侠ドラマでは師匠と弟子の恋愛はタブー。とはいえアメリカのジュリアード音楽院では、教授と学生の恋愛禁止で、卒業後3年以内の結婚も禁止だそうだから、むしろ今的な設定なのかねw

ちなみに第8回のどこかのセリフで「中国では自殺幇助は殺人罪として扱われる」というのがある。そのためなのか、事件の真相が明かされた法廷で、自殺計画を仕掛けた朱偉、陳明章、張超らはみな刑事責任を問われ、懲役に服する。某歌舞伎役者、中国では殺人犯なのか

 

李雪→張暁青:江城晩報の新聞記者だが、実はレイプ事件の生き残り。江陽と朱偉に見つかった時、協力を拒否。江陽が協力を強いず自殺して騒動を起こそうとするのは、犯罪を告発することで、すでにレイプで人生を一度壊された女性の平穏な生活を再び壊すのは忍びないと思ったからである。彼女も思い詰めた結果、江陽たちの計画に協力することを申し出る。

 

李建国:田舎の警察の刑事課長。地元財界人から金をもらい、事件再捜査を妨害し、重要証人を殺したり、朱偉を研修所に飛ばしたりする。演ずるのは、理不尽な命令でもしたがい、死を覚悟して出陣する(楠木正成みたいな)将軍役が多いこの人

 

岳軍:悪事の末端で働く田舎のチンピラ。金髪なので「黄毛」と呼ばれるw。朱偉に捕まり、悪事を白状しようとしたタイミングで、李建国に乗り込まれ、証言を翻してしまう。役者はこの人

 

買春事件の証拠写真を撮った教育実習生を陥れるために女を差し向けたが拒否されたので、黄毛はじめ悪人たちが押し入って押さえつけて、女にまたがらせて強チンさせるが、うまく射精した後に死んでしまう。牛の交尾用強精剤を飲ませたとはいえ、そんなことがリアルに起こるのか大いに疑問である。